今回は久しぶりに、お見合いパーティー(婚活パーティー)に絞ったお話をしたいと思います。
「トークタイムには、(相手と)どんな話をすれば良いのですか?」
よく聞かれる質問です。
「なんでもいいんですよ。自分の興味のあることを話せばいいんです!」
と言う人もいますが、実際どうなのでしょうか。
合コンとか、デートの時はそれでも良いのかもしれませんが、”お見合いパーティー”ではちょっと勝手が違いますね。
僅か数分の会話時間しかないという特殊な条件の中で、相手に好印象を与えるにはどうすればよいか?ということを突き詰めていく必要があります。
結論から言えば、お見合いパーティーでは、
『見た目7割、トーク3割』
となり、話の内容の重要性は低くなります。
こういうと「やっぱり、イケメンでないとダメなのかよ!」と言われることがありますが、そうではないのです。
ここでいう”見た目”とは、顔のパーツだけでなく、髪型、服装、表情、椅子の座り方、喋り方、喋りのペース、爪の長さ、目の動かし方etc・・・
といったその人の容貌を構成する要素全てを合わせたものから伝わってくる”雰囲気”と思って頂いて構いません。
そのため、極論を言えば、
トークタイムは『何を喋ったか?』ではなく、『どのように喋ったか?』で決まる
と言えるかもしれません。
人間の好き嫌いは、潜在意識が判断しているそうです。
人は「どうして、あの人が気に入ったの?」と質問されると、『意識』がもっともらしい理由を探しだして言語化しますが、その奥で潜在意識がその人から発せられる多くの情報を整理しているのですね。
あなたが「素敵な人だけど、何か違う」と感じる場合には、意識の外で、無意識が何かを感じ取っている訳です。
話が少しずれるように感じるかもしれませんが、アップルの元CEO故スティーブ・ジョブズが、とことん製品作りにこだわっていたことは有名ですよね。
エンジニア 「そんな違い、(消費者は)見ても分かりませんよ!」と言ったところ、彼は
「見えなくても、(消費者はその微妙な違いを)感じるんだ!」と言って何度も作り直させたのは、全てにおいて人間は「(見て)分かる」というよりも「(見て)感じる」チカラが強いということでしょうか。
では、「(お見合いパーティーにおいて)話の内容はどうでも良いのか?」というと、印象を決める要素の3割も占めるので、軽視もできません。
100点満点テストで言えば、30点です。
合格ラインが70点とすると、”見た目”だけで70点満点を採れる人は多くないので、トーク内容を押さえておかないと”合格”は遠いとも言えます。
もちろん、自分が話をしたいことを話すのも良いですが、一応”定石”もあります。
「それは何か?」
ちょっと話が長くなってきたので、次回に持ち越しますね。
お楽しみに(^^)/