今回のテーマは 「就活」と「婚活」。
いきなりですが、この2つの言葉は、良く似ています。
特に似ていると思う点は、どちらも「ちゃんと戦略を立てて挑まないと、良い結果が生まれにくい」ということです。
「良いコネがあった」≒「学生時代に良い出会いがあった」という幸運に恵まれた人もいらっしゃるとは思いますが。
そもそも、多くの女性にとっては、「就活」より「婚活」の方が、人生に及ぼす影響が大きいかもしれませんね。
それにしては、「随分、のんびりしている人が多いな~」と思うことが、結構あります。
「しっかり計画的に婚活している人」と「のんびりしている人(と思わされる)」との違いはどこにあるのでしょうか?
ちょっと経験談を挙げてみたいと思います。
私、婚活パーティーを開催する傍ら、他のパーティーなどにも参加するようにしています。
去年などは、Mixiの集まりなどにも結構を顔を出していました。
Mixiにも結構色々な集まりがあり、年齢層を区切った集まりなんかも、結構あるんですね。
で、30代中心パーティーと呼べるような集まりにいくつか参加してみました。
基本、特に堅苦しいテーマはない立食系のパーティーです。
まあ、普通に考えて「男女が集まるパーティー」ですから、素敵な出会いを期待せずに参加するというのは、無いはずです。
当然、身なりにもそれなりに気を遣い、会場に向かいますね?
しかし!
参加してみて正直思ったのは、「女性も男性も、なんでこんなに適当な格好で来る人が多いの?」 でした。
いやいや、近所のコンビニに買い物に行くのならOKだけど、その格好はないでしょ!?
そして、実際に会が開始してみて、数人の男女に話を向けてみると、
「いや、自分はそういった出会い(恋人に候補)を探しに来た訳ではないですから!」
という男女がほとんど。
「えっ、でも素敵な異性がいたら、親しい関係になりたいと思うでしょ?」
と質問すると、
「それは、まあ。。」
という返事。
「婚活パーティー」と「Mixiのパーティー」。
比べてみた場合、贔屓目ではなく、男女の平均レベルを言えば、「婚活パーティー」の方が全然高い!と感じました。
勿論、素敵な方もいらっしゃいましたが、平均値を言えば、一目瞭然。
一体、何故そんなに違うのでしょうか?
ちょっと考えてみました。
一番は『決意』というか、『覚悟』でしょうね。
「自分は素敵な異性を見つけるんだ!」という気持ちの問題です。
婚活パーティーに、「素敵なお友達を探しに来ました」という言い訳をする人はいません。
そして、そこには良くも悪くも競争があり、相手から拒否されることも当たり前にある世界です。
一方、Mixiのパーティーでは、建前として「交流会」になっているので、そこで全く異性に相手にされなくても、自己弁護ができます。
「いや、自分はそんなつもりで来ていませんから。」
「普通のパーティーだと聞いていたので、こんなカジュアルな格好で来ました。」
という感じです。
20代であれば、それもいいとは思いますが、30代になってそんなことを言っている人を見ると、多くの人は「見てて痛い!」と感じるのではないでしょうかね!?
「就活」でみんな頑張っている時期に、「自分は自由人になりたいですよ!(ドヤ顔)」と言って何もしないで卒業し、
それから数ヶ月してから世の中の厳しさを実感して、慌てて就職活動を始めるものの、書類審査すら全く通らず顔面蒼白。。
それと同じ印象を受けます。
男性も女性も、一定の年齡を過ぎると結婚市場価値というものは、右肩下がりになるという現実があります。
それは芸能人クラスの美形であっても、同じです。
世の中には、物事を始めるのに「タイミング」が大事なことが多いものです。
それを外れて始めようとすると、「労多くして功少なし」となることが多々ですよね。
そういった意味で、『覚悟』は早い方がいいのになぁと思ったのと、今の婚活市場はそういったシビアな世界であり、「いつかは結婚」と考えているのであれば、希望するしないに関わらずその中に自分も身を置いている人がほとんどなのになぁと思った次第です。
とは言っても、こういうことは実際に自分で経験するか、良きアドバイザーが近くにいないとなかなか分からないことではありますよね(苦笑)