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『結婚相談所』について考えてみた(その1)

皆さん、こんにちは。

NYSD代表の千鳥です。

このサイトは、「婚活パーティー」ですが、今回は「結婚相談所」について語ってみたいと思います。

「婚活パーティー」と「結婚相談所」って、結構親和性が高いんですよね。

「婚活の手始めとしてパーティーへの参加を始めてみたけど、上手くいかないなぁ。もしこのまま●●歳になったら、結婚相談所への入会も考えようかな・・・」という人も少なくないはず。

実際、他のパーティー会社では、両方経営している所も少なくありません。

そういう私のところへも、2年程前でしょうか。

結婚相談所の某グループから、「御社でも検討してみませんか?」とご案内頂いたこともあります。

実際に、本社にお話しを聞きに行ったのですが、自分のスキル問題や運営していく自信が持てなかったので、そのまま何もせずに現在に至るというところです。

そんな私ですが、最近、色々と思うところがあり、結婚相談所について色々と調べてみたり、実際にカウンセラー(仲人さん)の方にお話しを聞く機会が沢山できました。

 

まず、「結婚相談所」という業界全体の造りですが、興味を持つまで、色々と勘違いしていることが沢山ありました。

一番多いと思われるのは、

「大きい結婚相談所に行けば、沢山の人を紹介して貰えて、小さい規模の結婚相談所に行くと、登録者の数自体が少ないので、あまり紹介して貰えないのでは?」

というもの。

結論から言えば、【間違い】です。

通常、結婚相談所は、「●●連盟」、「▲▲連合」、「■■協会」といったグループに所属しており、その中で独身会員の登録データベースを共有しています。

世の中の結婚相談所は、必ずどこか1つには属しているので、同じグループに属している相談所であれば、その規模に関わらず、リストに出てくる人や数も同じなのです。

なので、仮に私が結婚相談所をオープンしたとしても、最初から「弊社には●万人の登録者がいらっしゃいます!」と謳える訳なんですね!

 

あと、もう一つ。

世の中には似たようなサービスがあり、その違いを認識していない方も多いと思います。

私もこの業界に入るまで、違いが分かりませんでした。

世の中一般に「結婚相談所」と思われているカテゴリーには、

1.データマッチング型サービス

2.仲人・結婚相談所型サービス

があります。

この違いが分かる人は、恐らく実際に入会を検討したことのある人でしょう。

イメージし易いように、実名を挙げてみます。

1.で有名な会社といえば、「オーネット」,「ツヴァイ」,「サンマリエ」,「ノッツェ」,「ブライダル」などがあります。

一方、

2.で有名な会社(orグループ)としては、「全国仲人連合会」,「日本ブライダル連盟」,「日本結婚相談所連盟」,「日本仲人連盟」,
「日本仲人協会」,「エムロード」,「マリックス」,「リーブ」,「良縁ネット」,「プライムマリッジ」などがあります

大きな違いは、「本格的なアドバイザーの存在」と「成婚料の有無」、そして「入会者数」が挙げられます。

独身者のデータベースさえあれば、あとは自分でできる!という人には、成婚料の掛からない「1.データマッチング型サービス」が良いでしょうし、

多少のお金よりも、プロのアドバイスや段取りを期待するのであれば、「2.仲人・結婚相談所型サービス」を選んだ方が良いでしょうね。

それぞれ一長一短がありますから、お金と手間と時間、更には自身の恋愛力を天秤にかけながら、選ぶことになります。

では、あとは適当に選んでもOKでしょうか?

いえいえ、大事なポイントは更にあります!

長くなってきたので、次回(その2)へ続きます。

最近の『出会い方』 SNS婚活!

こんにちは!NYSDスタッフのMegです。

婚活パーティーのスタッフとして長く働いている私ですが、実は私自身もみなさんと同じく婚活中です。

具体的にどんなことをしているかと言うと、とにかく友達から飲み会に誘われたらできる限り予定を調整して出掛け、
異業種交流会や趣味の会に参加し、ジムやエステに通って自分磨きもして…という具合。

自分としては考えられる婚活は全て試したつもりだったのですが、一つだけ試していないものがありました。

それがSNS婚活。

Facebookなどを利用しているとよく流れてきますよね、様々なSNSを利用した婚活サイトの広告。

ネットでの出会いってどうなんだろう?と最初は敬遠していたのですが、友人の勧めもあって始めてみました。

最初に自分のプロフィールを打ち込み、登録すると、自分のプロフィールを見て好意を持ってくれた異性から「いいね」やメッセージが送られ、
お相手のプロフィールを見て自分も興味を持った場合はそこからメッセージのやり取りが始まるというシステム。

お相手のプロフィールが見られるので、自分の望む条件に合ったお相手だけを探すことができ、効率的なのがいいところです。

 

が、しかし自分にとってもお相手にとっても、膨大な数の異性の中から選ぶことができるので、
そもそもプロフィールを見るだけでも一苦労、プロフィールを見て興味を持ったらまたメッセージのやり取りに一苦労、
そのうち誰とどんな会話をしたのかよく分からなくなって、そのまま放置してしまうこともしばしば…。

自分にしても相手の方から連絡が途絶えても「ま、次があるか!」と軽く考えてしまうし、お相手の方にしても同様だと思います。

そんなこんなで、何名かの方と実際にお会いしたもののお付き合いまで発展することはなく、
だんだん続けるのも面倒臭くなって、結局退会してしまいました。

人って、ありあまるほどの選択肢を与えられると選べなくなるもの。

そして、実際に会ったことのない人に対しては多少失礼な態度を取っても気にならないもの。

SNS婚活を通して私はそんなことを学びました。

もちろん、同じサービスを使って成婚された方も何組もいらっしゃると思うので、決して悪いサービスだとは思いません。

でも、私には向いていないなーと(^^;;

婚活もダイエットなどと同じで、向き不向きがあります。

自分の性格にあった、無理のない婚活を探して続けてみるのがいいと思います。

 

横浜・銀座・新宿で素敵な出会いをお探しなら|NYSDの婚活パーティーへ

婚活パーティーでマッチングしたけど、上手く行かない理由とは!?

今日の内容は、久しぶりに「パーティー運営で感じたこと」を書いてみたいと思います。

今まで、数多くのパーティーを開催してきました。

当たり前ですが、色々なシングルの方を見てきて、「色々な考え方、感じ方があるんだなぁ」と思うことがあります。

プロフィールカード上では、年収や学歴をみた時に、いわゆる「逸材」だなぁと思う方のご参加が少なくありません。

当然、そういった方はパーティーにおいて、参加する回は大体マッチングはするのです。

しかし、その後が上手くいかないようで、複数回ご参加頂くことになり、その後、主催者である私と何度かメールのやり取りする仲となりました。
その中でのお話ということになりますが、どうもマッチングされた異性の方と「気持ちの足並み」が揃っていないようでした。

 

具体的に言えば、

「今回マッチングした方ですが、あまり結婚に対して真剣さが無い方ばかりでした。
最近、マッチングはするのですが、どうも真剣さに欠ける人のご参加が多いように感じます(以下、省略)」

というご感想メール。
「うーん…」というのが、個人的な感想です。

理由としては、いくつかあります。

1つ目は、ご参加頂いているのは「婚活パーティー」であって、「(結婚相談所の)お見合い」ではありません。

「お見合い」であれば、相手の素性がかなり分かった上で会う訳ですから、そういった感想が出てきても不思議ではありません。

しかし、ここ「婚活パーティー」では、お相手の方のバックグラウンドがハッキリしないのが普通ですから、そこまで相手に要求するのは、無理があります。
2つ目。

これが一番の問題点ですが、「お相手の方との関係構築を急ぎ過ぎ」ということです。

絶対的な信頼関係が築けるまでは、いくつかの段階があると言われます。

 

順を追っていくと、

1.類似性確認のステージ

ここでは、お互いの趣味や関心、価値観や人格など似ている部分を刷り合わせる段階です。

似ている項目が多ければ多いほど、速く次のステージに行けることになります。

もちろん、完全達成ということはありませんが、ここを跳ばして次のステージに行っても上手くいきません。

 

2.親密性確認のステージ
話しやすさ、優しさ、肯定感などの双方の確認に加えて、手と手を握り合うことができたり、寄り添って座ることができたり、といった軽い接触に対して双方が嫌悪感を抱かないレベルでの親密さがあるステージです。

 

3.自己開示のステージ
「類似性確認のステージ」のような語り合いではなく、心の闇の部分を相手に開示し、それを受け入れるステージ。

身体的な問題や、身内の問題など、それにより二人の関係が終わることもありえるような負のニュースを話題に挙げ、受け止めることにより、次のステージに。
・・・(他に3つのステージがあるそうですが、ここでは割愛します)
といった具合に、それぞれ手順を踏んでいく必要がある訳です。

それを跳ばして、自分の将来設計といった話をされたり、一日に5通も6通ものメールを貰っても、相手は重く感じるだけです。

むしろ、「そこまで交際を急いでいるのには、何か特別な訳があるのかしら?」と訝しがられ、
多少好意を持ってくれた相手であっても離れていくのは自然の理ですね。

 

とは言え、焦る気持ちも分からなくありません。

「自分以外に候補者がいるのではないか?」

とか、

「鉄は熱いうちに打て!と言われるように、相手の気持ちが冷めないうちに早くしなくちゃ!」

と思うのも無理は無いかもしれません。

特に自分のタイプだった人とマッチングでもすれば、絶対このチャンスは逃したくない!と思うでしょう。

しかし、そこはグッと堪えて、「余裕があるように振る舞い、誠実な対応」をするのが、吉でしょうね。

本当に相手の方と「縁」があれば、結ばれるだろうし、無ければ次の人に行くだけ。

男性も女性も星の数ほど世の中にはいるのですから、もしダメであっても、もっと素敵な人と会える可能性を信じましょう!