婚活パーティーの結果は、「運」か「実力」か? と問われれば、正直「両方」と答えます。
人間には相性がありますから、その時集まった異性がどういったタイプが多かったのかによって、だいぶ結果が異なってきます。
「運」という要素で言えば、麻雀に似ていると言えるのかもしれません。
ゲームが長くなればなるほど、実力が出てくるのも、婚活パーティーと同じですね。
婚活パーティーも5,6回参加すれば、大体の実力というか、婚活パーティーにおけるご自身の評価というものが見えてきます。
その一方で、婚活パーティーというのは、ゲーム性の高い出会い方なので、ちょっとした工夫で結果も簡単に変わったりするのも事実です。
例えば、男性で言うと
・服装をスーツにしてみる
・髪型を今風にしてみる
・会場内では、終始微笑みを湛えるようにする
・聞き役に徹する
などなど。
なので、たとえパーティー結果が散々なものであったとしても、「人間性を否定された!」などと大袈裟&深刻に考えずに、「どこか手法を間違えてた?」と考えるようにするのが建設的です。
恥ずかしながら、皆様にとって多少なりとも参考になること願って、私の個人的な経験を語らせて頂きます(苦笑)
私の場合、20代後半で友人に誘われてお見合いパーティーに参加したのが初なのですが、1回目に関しては、カップリングしなかったものの、会場内での評価はまずますでした。
なぜ、「まずまず」だと分かったのかと言うと、そのパーティーでは、「本日の人気上位」の番号を読み上げるシステムだったからです。
そこで気を良くした私は、色々とパーティー会社をさまよい歩くことになります(笑)
しかし、不思議なことに参加回数を重ねるほど、手応えが無くなっていったのです!
通常、物事というのは慣れれば慣れるほど、習熟していくものですが、なぜか全然上手く行かないことが増えてきたのです。
あまりに上手くいかな過ぎて、「あれっ、最初上手くいったのは、ビギナーズラックか?」と思うようになり、途中から面白くなくなり、まったくパーティーに行かなくなった時期も暫くありましたね(苦笑)
でも、なかなか日常生活で出会いを探すのって、難しいじゃないですか!?
社内恋愛は別れた後が面倒くさそうで気が進まないし、かといって街頭ナンパなんて小心者だからできないし。。
やっぱり多少の費用は掛かるものの、婚活パーティーを攻略した方がよさそうだと思うようになりました。
そこで、腰を据えて真正面から向かい合い、色々と考え試してみました。
その中で気づいた点としては、
・パーティーに慣れ過ぎていて、進行方法も聞かなくても分かるし・・・みたいな態度になり、少しチャラく不誠実見える感じになっていた。
ちょくちょく参加女性から、「よくこういったパーティーに参加されるのですか?」と聞かれる始末でした(苦笑)
・「パーティーに行くのに、わざわざそんなに良い恰好をしなくても・・・」とオシャレすることを照れ臭く感じ、カジュアルな服装で参加していた。
・相手を笑わせようと過剰に意識して、喋り過ぎていた。
といったことです。
上記のことを意識するようになってから、徐々に成績!?は改善していきました。
なので、会場にいる男性の大半が私服であっても、季節が夏であっても、自分は平気でスーツ参加していましたね。
土日参加だと女性から、「お仕事帰りですか?」と聞かれることもたまにありましたが、「えぇ、今日はちょっと人と会う約束があったので。」とか言いながら(笑)
あと、あまり早く会場に着くと気合が入っているように見えて気恥ずかしい気がしていたのですが、それも間違いで、「プロフィールカードに丁寧な文字で記入」し、「トイレで身だしなみの最終チェック」をする程度の時間は取ることも大事だと分かりました。
更に、パーティー会社や開催場所によって、自分との相性があることも分かりました。
そこそこ有名なパーティー会社があって、そこには何度か参加してみたのですが、ほぼ毎回自分のタイプと言える女性はいないし、女性からの反応も良く無く、そこでカップリングした記憶がありません(苦笑)
システムが他と大きく違った訳ではないのですが、何故かそこには未だに苦手意識がありますね。
でも、今になって考えれば、「相性の良く無い相手まで、無理をして”拾いに行く”必要はない」と思います。
少なくとも、数分の会話とはいえ、「もう一度会って話をしてみたい」とお互いに思えない相手とは、その後も上手くいく可能性は低いでしょう。
テクニックや力技でなんとかしても、一緒になってからの気苦労の方が大きい気がします。
これって、ひょっとしてイソップ童話の「キツネと葡萄」の話と同じかもしれませんが、自分はそう思っています(苦笑)
とまあ、そんな経験やデータ集めをしながら、必勝パターンを積み上げてきた訳です。
そして、そんなこんなでカップリング率は結構良くなり、最終的にはマリナーズ時代のイチローの打率よりも高くなっていたはずです。
以上、簡単ですが、私の考え方と経験をお話させて頂きました。
参加者のほとんどは、「いい人と会えたらいいな」くらいの適当な気持ちで参加している中、用意周到な準備の元、参加すると当然結果も違ってきますね。
特に男性はその傾向が強いです。
なので、結果に満足いかないという方は、ちょっと他人より頑張ってみることをお勧めします。
ここでの頑張りは、他の出会い方でも大きく役に立ちますよ!
マッチングする回数が多くなれば、必然的にデートの回数も増えてきます。早い段階で相性の良い異性と会えれば良いのですが、そうでない場合にもムダにはなりません。
女性は男性以上に、トータルで相手を判断します。もっと端的に言えば、「雰囲気」でしょうか。
その雰囲気を身に着けるには、やはり一定量の経験を積んでいくことから出てくる自信だと思うのです。
婚活パーティーでは、短時間で多くの異性と話をするという意味で、質の高いトレーニングにもなります。
「自分のタイプの異性にだけ、好感を持たれればいい」という人もいますが、実際には難しいので、どんな相手にも好感を与えられるように自分を磨いていくことをお勧め致します。
NYSDのパーティーが皆さんとって良い出会いのきっかけとなりますよう、願っております。