皆さん、こんにちは!
NYSD代表です。
こうして婚活業界にいるものの、ただパーティーだけを開催していた時は、なかなか参加者の方の実情が見えてきませんでした。
もちろん、いち参加者として参加していた経験から、ある程度は分かるのですが、それでも自分の体験だけからモノを考えると、知識が偏ってくることは避けられません。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
という言葉があります。
”婚活”を歴史から学ぶというのは、ちょっとオーバーかもしれませんが、多くの人の”歴史”を見てきた仲人さんとの会話は、私に新たな発見と気づきを与えてくれるのです。
さて、本題に。
今、独身で恋人候補もいないという人に、先人達の経験という”歴史”に基づいた事実をお話しましょう。
パレートの法則ではありませんが、婚活に悩んでいる人の8割以上の人が同じところで躓いている訳です。
それは、「出会いが無い」というもの。
1.「出会いは自分でつくるもの」
出会いが多い人というのは、自分でそのチャンスを作り出しています。
人が多く集まる場所に自分から積極的に出かけたり、知り合いの多そうな人に紹介をお願いしたりすることにより、常に人との接点を多く持とうとしているのです。
それを理解していない人は、「私は出会いが少ないからなぁ。Aちゃんは人懐っこい性格でいいなぁ」と愚痴ったりするのです。
家と会社の往復で出会いが無いのは、10人中8人がそう!(2割は、社内恋愛で結婚している)
あなたが特別な訳ではありません。
2.「出会いは確率」
よっぽど相手へ求めるハードルが低い人は別として、普通の人であれば、婚活を始めて1発で希望の異性に会えたという人はほとんどいないでしょう。
それについては色々な計算方法がありますが、平均的な人で、「数百人~数千人に1人」の割合くらいでなんとかお互いが結婚まで考えられる相手を見つけられるというのが実情だと思います。
そのため、たとえ大人数が集まるパーティーでも、1回の参加ですぐに見つかるというのは、残念ながら難しいかもしれません。
しかし、トランプのデッキから、「ハートのエース」を引き当てるが如く、カードを引き続ければ、時間はかかっても出会えるものです。
3.「行動範囲を広げよ!」
同じことを繰り返して、違う結果を求めるのは、自然の理に反しています。
人間は「偶然」という言葉が好きですが、それを期待するのは、パチンコや競馬といったギャンブルで生きて行こうとする若者と変わりません。
そうではなく、ある程度の成果が見込める行動をとるべきなのです。
やたらめったら動けば良いという訳でもありません。
たとえば目的が、「結婚すること」である場合、「婚活パーティー」と「料理教室」のどちらに通った方が目的達成の可能性が高いでしょうか?
もちろん、世の中には「料理教室で今のダンナと出会った!」という人もいるでしょう。
しかし、そういったレアな可能性を追求するよりは、正攻法でいった方がはるかに確率が高いでしょうね。
そういった意味で、あなたが女性であれば、
女性中心の集まりに参加するよりは、むしろ男性が多い集まりへ!
既婚者が多い集まりよりは、未婚者が多い集まりへ!
結婚に対する真剣度が低い集まりよりは、高い集まりへ!
その中で、もしあなたの必勝パターンが見えてきたら、そこを集中的に攻めてみるのが良いでしょう。
4.「どんな出会いでも恋愛力は大事」
よく「最後の砦」として結婚相談所が語られますが、そこまで相談所も万能な訳ではありません。
仲人さんの力量によってかなり成婚確率が変わってきますが、業界の一般的な成婚率は、「20%」前後と言われています。
つまり、10人入会しても8人は、結婚できないのです。
また、「1年婚活」を謳っている結婚相談所も増えていますが、逆に言えば「1年で結婚できる人は多くない」とも言える訳です。
「お見合い」といっても、最近のお見合いは、出会いのカタチが単にお見合いなだけで、その後続くかどうかは、ご本人の力量にかかってくるのです。
そこで「もう一度会ってお話してみたい!」と相手に思わせることができるかどうかは、やはり「恋愛力」が問われるのです。
どんな出会い方であっても、「恋愛力」が低いと、結婚どころか、交際にすら繋がらないのですね。
「恋愛力」をアップさせる両輪は、「知識」と「慣れ」です。
本を読んでいるだけでは、身に付きません。
必要なのは、PDCAサイクルです。
⇒Plan , Do , check , Action (計画をたて、試してみて、検証してみて、実行を繰り返すこと)
髪型や服装を変えてみたり、話し方を変えてみたり、メールの文章を工夫してみたりと。
場合によっては、相手の人を怒らせてしまうこともあるでしょう。
でも、その経験が必要なのです。
以上、結婚できた人に共通する項目を4つ挙げてみました。
ちょっと考えると至って当たり前のことですが、どんなことでも「当たり前を当たり前にこなす」ことは難しいものです。
「婚活は辛いもの」というイメージを持っている方も少なくないかもしれません。
しかし、本来、人と会うのは楽しいものです。
それがあなたの将来のパートナーになる人と出会うかもしれないという集まりであれば、なおさらでしょう!
結果はあとから考えましょう。
集まりに参加したら、あとは純粋にそこでの会話を楽しむだけです!
さあ、最高に素敵な夏を引き寄せましょう!