あなたは人を見る目がありますか?
漫画や昔話では、少しの仕草から相手の将来性を見通すといった場面を見かけることがあります。
では、実際にはどうでしょうか?
まあ、無いですよね。
もしそんなことが可能であれば、世の中の人事部がもっと上手く機能するはず(笑)
沢山の人を見てきているはずの彼らでも、採用した新入社員の何割かはすぐに辞めてしまうのですから!
婚活においても、「見る目」が大事だけれど。。
それと同じことが、婚活でも言えるでしょう。
「自分は異性を見る目に自信がない」と言うのは、多くの人にとって偽らざる気持ちだと思います。
1、2回のデートでその人の本性なんて分からないのが普通です。
ましてや、婚活パーティーの数分の会話で相手を判断するなんて神業の域でしょう。
とはいうものの、完全に相手を見抜くのは無理でも、ある程度外さなくなるということは可能だと思います。
それは、一体どうすればよいのでしょうか?
答えは、やはり『経験』です。
経験を沢山積むと、直感が鋭くなり、外す確率が下がってくるというのは確かだと思います。
そのためにも、色々なタイプの異性に会って、見て、話してを繰り返し、自分の中のデータベースを充実させることが大切です。
人に会うということは、様々なリスクを伴います。
金銭的であったり、精神的であったり、損失を被ってしまうかもしれません。
しかし、それも必要経費と考えて進むしかないのですね。
特にそのデータベースが少ない人は、最初苦労するかもしれません。
NYSDの過去のパーティーの中で、男性20人、女性20人の参加があった回のお話をさせて頂きます。
ある男性Aに対して、女性19人が「No!」という回答(投票)をしました。その中で女性Bさん1人だけが男性Aさんに「YES!」を送っていました。
男性Aは、女性20人すべてに「YES!」を送っていたのですが、結果として女性Bさんとだけマッチングしました。
その翌日、女性Bさんから当社へメールが。。
内容としては、メールのやり取りで男性Aさんからとんでもない暴言を吐かれたとのこと。
「こういったことは初めてだったので、今後婚活するのが怖くなりました。」という内容でした。
実際にどういった内容のメールをやりとりしたのか分かりませんが、デートする前のメールのやり取りで暴言を吐いてくるような男性なので、よっぽど変わった人だったのでしょう。
どうしても不特定多数の人が集まる場所に行けば、一定の割合でそういった人が入ってくるのは、仕方がありません。
私にとって興味深いのは、パーティーに参加していた他の女性19人は、男性Aさんを選んでいないという事実です。
恐らく男性Aさんが醸し出している雰囲気から、そういった気質の持ち主だということを察知したのではないでしょうか!?
でも、女性Bさんは、それが分からなかった。。
皆さんが目指す「結婚」というのは、突き詰めると「赤の他人との共同生活」ということになります。
そして、結婚に対しての最終的な責任は自分が負うことになります。
そのためにも、最終的な決断を自信を持ってできるよう、数多くの出会いを経験されることをお勧めします。