さて、世の中には、「出会いなんていくらでもあるよね?派」と「出会いなんてないよ(涙)派」に分かれているようです。
同じ性別、同じ街、同じ世代で暮らしながら、何故このように正反対の派閥ができるのでしょうか?
“出会いはいくらでもある派”の人に聞くと、「えっ、普通に暮らしていても、人と会ったり、話をしたり、友達から紹介されたりするでしょ!?」というお答え。
確かにその通りで、別に一人っ子政策の余波を受けていたり、戦争で同世代の異性がごっそりいないという訳でもない。
やはり、出会えないというのは、本人の問題?
ここに一般の人が結婚につながる出会いをどこで手にしているか? というデータがありますので、見てみましょう。
“夫婦が出会ったキッカケ”の統計によると
1.職場や仕事で 29.9%
2.友人・兄弟姉妹を通じて 30.9%
3.学校で 11.1%
4.街中や旅先で 4.5%
5.サークル・クラブ、習い事で 5.2%
6.アルバイトで 4.3%
7.幼なじみ・隣人 1.0%
8.見合い結婚 6.4%
9.その他、不明 6.8%
(※2005年調査のデータ)
となっています。
データを精査してみると、通信機器の発達や、インターネットの普及、交通機関の発達などにより、出会いの可能性が広がったという認識が一般化されているものの、結婚へのキッカケは、案外身近なところで繋がっていることが分かります。
逆の視点から言えば、上位3つ(職場・知人・学校)を望めない環境にある人というのは、結婚につながる可能性の約7割を失っているとも言える訳です。
そうすると、自分から積極的に出会いのある場所に出て行かないと、結婚につながるキッカケを得るのは難しいということがお分かり頂けたかと思います。