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結婚できることが当たり前でなくなってきた理由


皆さん、こんにちは!

私、部屋に4か月先までの月カレンダーを壁に貼るようにしています。

なので、もう年末までが完全に見えているんです。

そうすると、「あー、今年もあとこれだけかぁー」と視覚認識できるので、結構オススメです。

クリスマスまでも、そんなに先ではないことも実感できますね。

 

さて、最近”生涯未婚率”を取り上げ、今後増々結婚することが難しくなっているということを大々的にうたうニュースが増えているような気がします。

まあ、私がこの業界にいるので、そのニュースが単純に目に留まるのかもしれませんが。

 

今更ながら「どうしてそんなに結婚市場が様変わりしているのか? 」ということに疑問を持たれている方も多いと思います。

これについては、様々な要素が絡み合っているので、全てを挙げることはできませんが、いくつかをピックアップしてみたいと思います。
【結婚市場が変わった要因】

(その1)女性の社会進出

”男女雇用機会均等法”に代表される女性の社会進出が本格化し、相対的に男性が(地位的にも)弱くなっています。

そんな男性に対して魅力を感じない女性が増え、一方、男性も恋愛に対して積極性を欠く人が多くなり、いわゆる『草食系』と呼ばれる男性も増えているのが現状です。

それに、自分である程度稼げると、「昔と違って無理して結婚しなくても女性一人で食べていける!仕事もそれなりに楽しいし。」と思う女性も多いでしょう。

 

(その2)終身雇用の崩壊

結婚に繋がる有力な場である”職場”。

終身雇用が当たり前の時代には、職場内で家族的な繋がりがあり、周りがそれとなく結婚の世話をしてくれたそうですが、今ではそういった風景が見られなくなってきました。

転職市場も昔に比べて流動性が出てきている今、あまりプライベートな事にタッチすることは、セクハラにも繋がりかねないのでタブーという雰囲気が多くの会社であるのではないでしょうか。

未だに、結婚に繋がる出会いの場としては、1,2を争っていますが、今後は少しずつ衰えてくるのかもしれません。

 

(その3)恋愛の自由化

インターネット・携帯電話の普及も伴って、出会いの可能性が飛躍的に増えました。

異性の情報を入手しやすくなり、出会いのきっかけも増え、良いことずくめのように思えますが、”自由化”というのは、選択肢が増えるメリットと、競争相手が増えるデメリットが同時に発生します。

そのため、他の自由化と同じように、大きな偏りが市場に出来上がることを意味します。

結婚市場においては、モテる人は何人もの人からアプローチされますが、モテない人は誰からも相手にされないという現象が顕著になっています。

 

(その4)お見合い結婚の衰退

日本的な結婚システムの一つである”お見合い結婚”。

若い方にはテレビや小説の中の話に感じる人も多いかもしれません。

1950年には、約60%の人がお見合い結婚でした。

それが、1975年には”約35%”まで落ち、2005年には”6.2%”にまでなっています。

「恋愛で結婚したい!」という人が大幅に増え、お見合い結婚は敬遠される傾向が続いていますね。

日本において効率的な結婚システムであった”お見合い結婚”が衰退することに伴い、生涯未婚率が大幅に上がっています。
以上、4つを挙げてみました。

ちなみに、この「結婚が困難になっている状況」というのは、日本特有ではなく、先進国の多くで共通する現象となっています。

アメリカ発の有名なドラマ『Sex And The City』、イギリス発では『ブリジット・ジョーンズの日記』といった独身女性を描いたものが世界的にウケているのは、同じような境遇に置かれている独身女性の共感を得ている部分が大きいのでしょう。

何はともあれ、上記の傾向はより一層強くなっているので、簡単に結婚できたご両親世代を見てのんびりしていると、とんでもないことになるかもしれませんので、ご注意を!

 

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