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「ご成婚者の方とお会いして」


NYSDのパーティーを始めて、もうすぐ5年目になります。

開催数が時期によって異なり、毎週末開催していた時もあれば、月1回の時もあります。

とはいえ、合計として相当数開催しており、必然的にNYSDで出会い、結婚に結びついたカップルの方も複数いらっしゃいます。

時折、ご結婚が決まった方からお礼のメールを頂くこともあれば、そのご友人から教えてもらうこと(アンケート記載にて)もございます。

 

そんな中、「一度、お会いしてお礼申し上げたい」とのご連絡を頂き、実際に会ってお話する機会がありました。

正直、こういった形で畏まってお礼を言われると、照れ臭さが先行してしまいますね(苦笑)

「こちらとしては、単に出会いの場をご提供しただけですので、結婚まで至ったのは、おふた方の頑張りであり、相性であり、ご縁ですから!」と申し上げる次第です。

それにしても、経緯を詳しくお聞きしてみると、「運命ってあるのですね!」と思わされる偶然が重なっていたりします。

結婚すべくして結婚している。

そんな感じがします。

 

婚活パーティーの良さは、初対面で「フィーリングのすり合わせができる」ということだと思っています。

このフィーリングが合ってカップルになった二人というのは、結構スムーズに結婚まで辿りやすいのではないでしょうか。

もちろん、「お相手の方の生活力に問題があった」、「食べ方が不快だった」、「半日デートしたけど、楽しくなかった」などの理由でほとんどの(形式上の)カップルは、1、2回のデートでフェードアウトしていきます。

しかし、お互いに結婚を希望している状態で、「この人だったら、両親や友達に紹介しても恥ずかしくない!」と思えた場合、且つ、どちらかが主導権を取って進めれば、すぐ結婚に至る確率は低くないと思われます。

「婚活」という言葉が誕生してから、かなりの数の「婚活ビジネス」が誕生しています。

婚活パーティーもだいぶ一般的に認知され、婚活初心者にとって「入門編」といった位置づけになっているような気がします。

ただ、現在の婚活ビジネスとして扱われているもの中には、「そこに入会・参加さえすれば、それなりの人と結婚できる!」と保証してくれるものはありません。

どのサービスも共通していえることは、

「単なる出会いのチャンスを提供するだけであって、あとは本人次第。
自然な出会いではないと揶揄する人がいますが、最初の出会いがお膳立てされるだけで、その後は通常の出会いと同じく双方の”恋愛力”が問われる」のです。

恋愛力(結婚力)は、足し算ではなく、掛け算です。

 

例えば、恋愛力を構成する要素の1つとして、「清潔感」というものがあります。

そこが、「0」だった場合、いくら「経済力」の値が高くても、まず結婚まで結びつかないでしょう。

なので、本気で結婚したい!という人は、苦手な面とも向かい合う必要があり、トータルで自分の良さを伸ばしていく必要があります。

「トーク力」に関しては、基本事項をいつも意識しながら、経験を積む必要があるため、少々時間がかかると思います。

一方、清潔感を含む身なりというのは、ちょっとお金をかければ、一晩で変わることもあり得ます。

自分で出来なければ、人の手を借りれば良いのです。

30歳を過ぎれば、男女ともに多少のお金よりも時間(若さ)が大事になってくると思います。

この先1年の頑張りが、この先数十年の安泰を約束すると思って、婚活に正面から向き合うというのは素敵なことだと思います。