最近、婚活業界で話題になっていることとして、「ナイナイのお見合い大作戦」があります。
見たことがあるという人も多いでしょう。
アラフォー世代の方だと、「ねるとん紅鯨団」。
アラサー世代だと、「あいのり」。
最近だと、「テラスハウス」。
という感じでしょうか。
いつの時代も他人の恋愛話は、視聴率が取れるんですね。
しかし、今回取り上げる「ナイナイのお見合い大作戦」は、少々趣が異なります。
というのが、「ナイナイのお見合い大作戦」に関しては、参加者がガチなんですね。
いわゆる「台本」とか「ヤラセ」といったものがなく、参加者も往復の交通費は自腹なのに、全国から参加しているのだそうです。
そして、回を追うごとに、参加お申込み者数が増加ということで、そのうち、毎週とはいかないまでも、月1回くらいの番組になっても不思議ではありませんね。
とはいうものの、今更ながら、「お見合い結婚」というのは、確かに統計上廃れてきています。
我々のお爺さん・お婆さんより上の世代では、お見合い結婚の割合が50%を超えていたのですが、今では10%にも満たない状態です。
世の中が、「恋愛至上主義」の流れにあり、恋愛をしてラブラブで結婚するのが幸せ!という暗黙の了解というのか、支持者が多いため、
「お見合い結婚」というのは、それに溢れてしまった人達、もしくは良家の子供が利用するものという認識が一部の人にあるのも確かです。
ここからは、個人的な意見になります。
前回のブログでご紹介した、「結婚は条件よりも相性を重視すべき」という内容に沿って言えば、日常生活において偶然出会った相手と結婚するよりは、
お見合いや、婚活パーティーなどで探す方が、ほとんどの人の場合、より生来の相性が良い相手と巡り合える確率が高いと思います。
一部の交友関係が滅茶苦茶広い人は別にして、日常生活で出会える異性の絶対数は、案外少ないと思います。
その自分の生活半径の中で、無理やり選択しようとすると、どうしても選択肢が限定され、大きな妥協を迫られることが多いと思います。
そもそも、「自然な出会い」で恋愛結婚にこだわる人の多くは、食わず嫌いというか、単純に他の世界・選択肢を知らないだけではないかと思うのです。
例えば、「東京~大阪」へ行くにしても、方法は「車」だけではありません。
ちょっと調べてみれば分かるとおり、「飛行機」でも、「新幹線」でも、「バス」でも可能です。
目的が達成できるのであれば、その手法は何でもいいじゃないですか!? そこは固執しなくてはいけないところでしょうか?
まあ流石に、テレビに顔出しで出る勇気のある人は、それほど多くはないと思いますが。。
それはともかく、結構勘違している人が多いのですが、「お見合い」にしても、「婚活パーティー」にしても、最初の出会いがお膳立てされるだけで、その後からは普通の恋愛と何ら変わらないのですね。
もし世の中に、「参加しさえすれば、お金を払いさえすれば、結婚が約束される」というサービスがあるのであれば、こんな未婚化・晩婚化が叫ばれる時代になっていないでしょう!
そんなサービスを考案できれば、起業1年で「西麻布」に家を建てることができ、3年で「ニューヨーク」のセントラルバークが真正面に見えるところにマンション(相場12億円以上!1棟ではなく、1戸の値段です)を買うことができるでしょう!
もし、そんなサービスを思いついたら、是非ご一報ください。一緒に会社を立ち上げましょう(笑)
冗談はさておき。
皆さんが、「最後の砦」と考えている「仲人・結婚相談所型サービス」でも、平均的な成婚率は20%前後と言われています。(※仲人の技量によって、成婚率は大きく変わることも付け加えさせて頂きます)
高いお金を払っても、5人中4人は結婚できない訳です。
「婚活」という言葉が出来たのは、「就活」と同じく、自分から積極的に活動をしないと結婚できない時代になっているという警告の意が含まれています。
その中で、ある程度自分の理想に近い人で、相性の良い人と出会うとなると、単なる運任せでは上手く行かないでしょう。
自分の狭い生活圏の半径内でとりあえず妥協して結婚するのでは、3組に1組と言われる離婚率に貢献することになります。
先入観にとらわれず、何が自分にとって一番大事なのか?ということを常に考え、本末転倒にならないように時間と労力を使いたいですね。
特に男性は、行動派・非行動派に分かれている傾向があり、婚活業界では「女性多数」に対して、「男性少数」の傾向が確かにあります。
なので、この時期を逃さないよう、今まで非行動派であったという男性には、強く「行動派」になることをお勧めしたいと思います。
NYSDでは、婚活に真面目に取り組む人を応援しております!婚活初心者向きのパーティーなので、お気軽にどうぞ!