突然ですが、最近行きつけの美容室で「モテる・モテない」の話になりました。
話相手は、50歳過ぎのダンディな男性店長さん。
美容師としてお店を構えるくらいですから、一般の男性よりも身だしなみやモテる・モテないということに対してコダワリがあるのですね。
その店長さんが言うには、
店長「まあ、男性の外見において、イケてる、イケてないの70%は髪型だと思うよ。
ジャニーズとか見れば、わかるでしょ?
そんなに整った顔をしていなくても、時代やその人にあった髪型にすれば、ある程度イケメン風にはなるものだよ。」
と。
そこから話はさらに膨らみ、
店長「モテるということは、努力でかなり何とかなるものなんだよ。
ちなみに、20代でモテるというのは、大体、その素質だけで何とかなっている場合が多いよね。
ジーンズと白色のシャツだけで羽織っていれば、サマになるとかはその典型だよね。
でも、そういう人ってのは、モテる努力をしない、する必要がないものだから、40歳過ぎたあたりから、如実にモテなくなるもんなんだよ。」
自分「確かにそういったことは言えるかもしれませんね。40歳くらいになると、今まで通り暮していても髪も薄くなったり、お腹が出てきたりしますもんね。」
店長「そう! でも、元々モテる要素が少ない人で、モテる努力した人というのは、自分はどういうスタイルにしたら欠点を隠せるのか?とか、
女性にはどういった話し方をしたら好感を得られるのか?ということを長年勉強して、それが積み重ねになるわけなんだよね。
そうすると、昔モテた人と、努力してモテるようになった人というのは、40代になった時に、引き出しの多さが全然違うんだよ。
引き出しが多い人は、髪が薄くなっても、お腹が出てきても、周りが不思議がるほどモテるんだよねー」
自分「なるほど。」
店長「特に内面だよね。努力せずにモテた人は、あまり女性の気持ちを考えて喋らない習慣が身についているから、結婚しても家庭内不和が起こりやすかったりもするし。
一方、努力した人は、愛情表現のコミュニケーション力もあるから、家庭を上手くまわしていける人が多いと思うよ。」
・・・以下、省略。
色々と考えさせられる内容でした。
「モテは才能」だと考えることもできるのですが、スポーツと同じく、プロを目指すのでなければ、ある程度まで上達することは可能だと。
そういえば、冷戦中にスパイとして敵国に忍び込んで、研究機関などで働いている女性を口説き落として、極秘情報を自国に持ち帰るといったことが本当に行われていたそうです。
そういったスパイの人って、大体がそれほど美形ではないんですよね。
ということは、「相手を誘惑するというのは、ある種の技術であり、習得可能なものである」ということの証明ではないでしょうか!?
上記の内容から、「モテとは、訓練でもある」とも言える気がします。
いくらボクシングの本を読んで頭に詰め込んでも、練習しなくては試合では勝てません。
モテも同じで、一定の知識を入れたら、実戦経験を積んでいかないとモノにはならないでしょう。
婚活パーティーというのは、少し特殊で出会い方なので、男女を問わず内面よりも外見に比重がどうしても置かれる傾向があります。
しかし、連絡先が交換できる状態になれば、あとは内面であったり、技術の問題だと思うのです。
この技術というのは、つまるところ、「愛情表現」の技術だと言い換えることもできるでしょう。
単なる相性の問題で、いつも自分から関係を切ってしまうという人はともかく、そうでないのであれば、モテる技術の習得に手間暇をかけることは有益だと思います。
ただ。。。
巷に出回っている「モテ本」というのが、大半が極端であったり、たまたまその人のキャラクターに合ったものなので、鵜呑みにすると痛い目にあったりします。
私もその手の本を結構読んでみましたが、自分に合わないことをやると、周りから見てキモイ人に見えるんですよね(苦笑)
同じセリフを言っても、「笑いの取れる人」と「相手を逆上させる人」というのは、どうしてもあります。
自分の頭でしっかりと考えて、自分にあったモテるキャラクターを作るようにしないと、応用が利かないですからね!
そのためにも、場数を増やす努力が何より大切です!人によっては、「考えるよりまず動け!」かもしれませんね。