人間、一定の年齢になってくると、自然と「向き・不向き」が分かってくるようになると思います。
子供の頃は、「努力すれば何にでもなれる!」ような気がしていた人も少なくないかと思いますが、いわゆる「才能の差」というものを感じ始めて、挫折したというのは、よく聞く話です。
とはいえ、プロのスポーツ選手とか、世界トップクラスのアーチストになりたい!というのでなければ、案外、素養がなくてもその道に携わって生きていくことはできるものだと思います。
さて、話が大きく飛躍しましたが、婚活においても、結構多くの人が1度の挑戦で挫折しているのだなぁと分かりました。
何故、簡単に挫折してしまうのでしょうか?
そこにはいくつかの理由が考えられます。
1.覚悟が足りなかった
「覚悟」と書くと、随分大袈裟ですが、それよりも「予備知識不足」と言い換えた方が適切かもしれませんね。
それに参加すると、こういった「メリット・デメリット」があるということを事前に知っておくということです。
例えば、弱い力でも、不意打ちで殴られたら、大抵の人は倒れてしまうでしょう。
しかし、事前に殴られるのが分かっていれば、筋肉を硬直させて、結構我慢できるものです。
倒された原因は、「痛み」ではなく、単なる「驚き」だったということですね。
これは事前準備によって、簡単に克服できるものです。
逆に、一度の失敗を大袈裟に捉えすぎ!というのもあります。
「頑張り過ぎずに、頑張る」。
これも大事な心構えです。
2.リスクばかりを考えすぎる
「リスクがある方が楽しい!」というのは、ギャンブラーだけです。
一般の人は、出来る限りノーリスクなものに挑戦したいと考えています。
でも、残念ながら、世の中の多くは、「ローリスク・ローリターン」、「ハイリスク・ハイリターン」、そして「ノーリスク・ノーリターン」なのです。
あるビジネスマンの話。
「どうして、失敗するかもしれないのに、起業するのですか?」と聞かれた彼は、こう答えました。
「確かに、失敗して一生懸命貯めたこのお金(1000万円)を失うかもしれない。なるべくリスクの少ないビジネスに挑戦するつもりだけど、それでも200万円くらいは飛ぶだろう。でも、成功すればこの200万円が2000万円以上になるかもしれない。だから、仮に失敗しても、残りのお金でまた違うビジネスに自分は挑戦するだろう。1回につき200万円のビジネスなら、残り4回も挑戦できる!」
これは、婚活にも通じると思うのです。
普通の人であれば、自分と本当に相性の良い人と出会える確率は、数百分の1~数千分の1くらいだと思います。
しかも、そこにはゴールがある保証はありません。
お金も時間も使いながら、たまにはおかしな人と会って、嫌な思いをすることも十分想定されるでしょう。
そんな嫌なことが起こる可能性が高いのに、どうして婚活なんかするのでしょう?
それは、それに見合う以上の成果(メリット)が得られると感じているからだと思います。
好きな人と両想いだった楽しい時を再度味わいたい!
家族を持つことにより、自分が生きていることの意義を感じたい!
一人で生きていくことに寂しさを感じるので、その不安を解消したい!
だから、その1回1回では成功する確率が低くても、成功するまで挑戦しようとするのだと思います。
「成功する秘訣は?」と聞かれれば、
ズバリ、「成功するまで続けること」と答えるでしょう。
一見、冗談のようで、これまた真実です。
それにしても、この「婚活」というもの。
既婚者に聞くと、「特に婚活ということを意識したことはありません」という人もいれば、「何度不安な夜を過ごしたことか!最後の最後で上手くいって良かったです!(嬉し涙)」という人もいます。
ここには様々な要素がありますよね。
でも、一番は異性への「コミュニケーション能力」の有無だと思うのです。
現に、結婚は美人から、お金持ちから順番にできるというものは、まったくありません。
芸能人レベルの美人さんでも、一定の年齢になって結婚していない人も沢山います。
あなたの周りでも、年収2000万円を超えているのに、結婚できていない男性を知っていたりするのではないでしょうか!?
そういった異性へのコミュニケーション能力は学生時代などに身に着けておくのが好ましいのでしょうが、そうはいっても、チャンスが無かったのだからしょうがない。
過去を嘆いていても、前に進めません。
他の人が異性とのデートに使っていた時間を、自分は資格取得であったり、趣味であったり、場合によっては生活費を稼ぐために使っていた訳です。
結婚したいのであれば、今からでもその経験の穴埋めをしなくてはいけないということになります。
「結婚はゴールではなく、スタートである」
まさにその通り。
結婚し、一つ屋根の下で生活し始めてからこそ、本当にコミュニケーション能力が必要になります。
なので、婚活自体をその日のための「訓練」として、前向きに捉えれる人は、良い婚活ができると思う今日この頃です。
婚活パーティーを極言すれば、「初対面で異性にどれだけ好印象を与えられるか?」というゲームです。
「ゲーム」というと、「神聖な出会いを、ゲームなどと不謹慎だ!」と反対する仲人さんもいらっしゃいますが、ちょっとした知識と行動で結果を大きく変えることが出来る点から、自分は「ゲーム」だと思っています。
ただ、この「ゲーム」。
ある程度攻略できるようになると、他の出逢い方においても、大きくプラスの効果が出るようになります。
なにせ、「多くの異性とマッチングする」=「初対面の印象が良い」ということですから!
NYSDは、婚活に真剣な人を応援します!