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みんな何故結婚したいの?


最近、若者向けのアンケートによると、「結婚したくない人が増えている!」のだそうです。

一方で、結婚相談所の方が書いているブログなどを見ると、「87%以上の人が、できれば結婚したいと考えている!」というアンケート結果もあるそうです。

どちらが正しいのでしょうか?

ひょっとしたら、10~20代の若者は「60%くらい」の人しか結婚願望がなくて、30代後半になると、大きく割合が増えるのかもしれません。

若いうちは周りも独身だらけですから、休日はもちろん、平日の夜も集まってワイワイすることが可能なので、それほど退屈な時間というのも少ないでしょうね。

しかし、だんだんと遊びにく連れも少なくなり、たまに会っても会話の共通性が無くなってくる。

そして、さらに仲間内の中で既婚者の割合が過半数を超えてくると、疎外感というのはどうしても感じてくると思います。

「対人関係が苦手」という人も、話が合う人とは一緒にいて楽しいものです。

人はコミュニケーションの生き物ですから、今日あった良かったこと、悪かったことは、気心知れた人と共有したいものなのです。

人に話すというのは、精神衛生的に物凄く大事なことだと思いますね。
教会の「告解(懺悔)」など良い例ではないでしょうか。ずっと自分の胸の内に秘めていると、場合によっては頭がおかしくなってしまいます。

ちなみに、私の周りの50歳以上の既婚者or未婚者に、結婚について意見を聞くと、(別に質問して聞いた訳ではないのですが、一方的に話されたこともあり)

男性Aさん
「若い頃は、別に一人でいることも何とも思わなかった。元々バックパッカーをやっていたこともあったし、むしろ気楽とさえ思っていた。でも、40歳を前にしたあたりからかなぁ。一人旅をしていても、なんだか寂しいんだよ。
なんだかんだ言っても、一人旅よりも二人旅のほうが絶対楽しいよ。
趣味というのは、たまにやるから楽しいのであって、いつもそればかりやっていると、やっぱり飽きる。」

男性Bさん
「月並みはセリフだけど、一人の食事は味気ないよな。それが高価なものであっても。
歳をとるにつれて、何を食べるか?ではなく、誰と食べるか?になってくるよ。
そしてもちろん、どこに住むか?ではなく、誰と住むか?という気持ちにもなってくる。
一人で60㎡の豪華マンションに住むよりも、好きな人との30㎡のアパートの方が、全然生活が楽しいよ」

男性Cさん
「若い頃はなんとも思わなかったんだよなぁ。
それが、50歳くらいになると、一人家に帰るのが淋しいんだよ。
いや、多分、40歳の頃にも感じていたと思うんだけど、男が淋しいなんて言うのは恥ずかしいという気持ちもあって、敢えて思わないようにしていたけど、50歳になるともう強がれないな(苦笑)これで病気なんかしたら、最悪だろうな」

男性Dさん
「世の中では、結婚しない人が増えているけど、絶対結婚はした方がいいよ!
みんな子育てについては色々言うけど、俺に言われせれば、子育ては最高の娯楽だったよ。
今はもう成人して、家を出て行っているけどね。」

多分、周りにこんな人ばかりの環境にいたら、自然と「自分も結婚したい!」と思う人が多いのではないでしょうか。