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「人生の締め切り」!?


今回のテーマは「締め切り効果」。

ほとんどの人が聞いたことがあると思います。

要するに、「期限を決めて行動すると、効率的に物事を達成しやすくなる」という意味です。

締め切りが無いと、ダラダラしてしまうという人は多いでしょう。

そういう私も、人に甘く自分にも甘いオトコですので、無為に時間を過ごしてしまうことは多いです(苦笑)
「デキる人は、時間を大切にする」というのは、ごもっともだと思います。

しかし、なかなか実行できないのは何故でしょうか?

「時間がない」は言い訳で、恐らく時間に対する意識が低いのでしょうね。

 
それにしても、この「締め切り」には、自分で決めたものと、他から強制的に決められるものの2種類がありますよね。
強制的に決められるものとして、一番挙げられるのが「寿命」です。

2013年のデータでは、
<日本人男性> 80.21歳 ・・・世界第4位

<日本人女性> 86.61歳 ・・・世界第1位

となっています。
単純に「80年」と言われても、「ふーん」という感じではないでしょうか!?

40歳男性に「もう、人生の半分が終わっているよ!」と伝えても、さほどピンと来ない人が多いものと推測します。
では、ここで表現方法を変えてみましょう。
寿命が80.21歳であれば、日数になおせば、「29,277日」となり、

女性の場合は、「31,613日」となります。

 

ということは、40歳男性の「人生の締め切り」は、『残り14,677日』となり、

40歳の女性は、『残り17,013日』です!

 

これはあくまでも「平均寿命」であることと、残りの日数全てが心身ともに健康であるという保証はありません。

まあ普通に考えて、体力と気力は衰えていくのですから、後半戦は色々な制限がつくことになるでしょう。
そう考えると、「本当にやりたいことができる日数は、残り1万日ないくらいかな」という気もしてきます (ノД\lll)コワイヨー
そして、話は「婚活」に戻ります。

「一生婚活!」という人も事実上いないでしょうが、日数の制限はさらに短くなります。

 

それは、「未婚者は、既婚者に比べて平均寿命が10年近く短くなる傾向がある」ということ。

理由は色々と言われていますが、

・「一人だから、とりあえずお腹が膨らめばいいや…」ということで、食生活がバランスの悪いものになってしまいがちだから!?

・自分を必要としている人の存在が無いから、生きていく気力が早く衰える!?

・一人家で倒れた時に、気づく人がいないからでは!?

といった具合で、独身でいるということは、身体・気力ともにマイナスの影響があるようです。
更に、「35歳を過ぎると極端に成婚率が低くなる」ということ。

2005年~2010年において、35歳~39歳の独身者を追跡したデータを見ると、5年以内に結婚していたのは、

男性:3パーセント
女性:2パーセント

という結果になっており、40歳を超えると、

男性:0.4パーセント
女性:0.5パーセント

という数字になっています。
確率から言えば、超難関資格の合格率、もしくはそれ以上です。

35歳以上で、既に結婚対象となる彼女・彼氏がいるという方は、まだ大丈夫でしょう。

しかし、そうでない方は、日常生活における偶然性に期待するのは、あまり良くない考え方だということがお分かり頂けると思います。
世の中には色々な出会いの場があります。

無料もあれば、有料もあります。

「お金を出してまで…」という人もいらっしゃいますが、そこは価値観の問題でしょうね。

効率性を重視すると、どうしてもある程度お金がかかってくるものです。

1回数千円のパーティーから、数十万円の結婚相談所まで。

 

全くお金の掛からない婚活にこだわって、未婚のまま50歳を迎えたAさん。

100万円以上のお金を使って婚活し、優しいドクターと結婚したBさん。
もちろん、100万円使えば必ず結婚できる!という訳ではありませんが、成功確率は大きく上がってくるはずです。

上記の通り、30歳過ぎると結婚は「時間との勝負」といえる状況になってきますから、時間とお金の優先順位を間違えないように、自分の中で「期限」を決めて婚活されることをお勧めします。

例えどんな結果になっても、「あの時、自分は考えられる選択肢の中で、最善を尽くした」と思えるかどうかというのは、人生の満足度に大きく関係してくると思います。