数年にわたり婚活パーティーへのご参加者を見ていると、必然的に法則めいたものが見えてくるものです。
まあ、これはどの業界でも同じでしょう。
経験の中で、直感が鋭くなってくることもあるでしょう。
その直感を文字に落とし込んでみると、思いもよらない発見があることもあります。
今回のテーマは、「婚活パーティーに参加される女性で、このパターンに当てはまる人は、マッチング確率が極めて低くなる」というものです。
前回は<男性編>でしたが、今回は<女性編>を。
NYSDのパーティーシステムは、他社と根本的に違う部分として、「マッチングシステム」を採用しています。
つまり、最終的に「1対1」のカップリングではなく、「1対多」もあり得るマッチングというものです。
そのため、最後の投票用紙には、「もう一度会って、もっとお話ししてみたい!」と思った相手の番号全てにマルをして貰います。
この結果を集計すると、そのYESの数が、そのまま人気投票とも言える結果になって表れます。
その際、「YESの数」少ない結果となってしまいがちな女性に見られるパターンがあります。
その1: 『愛想が無い』
人間、初対面の人とお話するのは、結構緊張するものです。
しかし、婚活パーティーは一発勝負なので、「緊張していたので…」と後から言い訳できません。
元々テンションが低めの人は、意識して喜怒哀楽を表現するようにした方が良いでしょう。
婚活パーティーに参加されるほとんどの男性は、女性と楽しい会話を望んでいます。
そのため、どうやって場を盛り上げようかと一生懸命考えています。
そこに冷や水を浴びされるが如く、つまらなそうに見える態度だと、多少美人でも男性側は興味を無くしてしまいますからね。
あと、こういった話をすると、
「別に自分は、こちらが興味を持てない男性とは、どう思われてもいいんですよ。
自分が好意を持った男性だけに振り向いてもらえれば。」
という方がいらっしゃいます。
まあ、それが可能であれば、それでいいとは思います。
ただ、男性も結構そういったところは、見ていますね。
人気のある女性は、ほとんどの男性からYESが届くものです。
女性側が1つ、2つのYESにしかマルをしなくて、男性から届いているYESもその1人、2人からだけ… というピンポイントなケースは、残念ながらほとんど見かけませんね。
その2: 『ファッションがイマイチ』
男性に比べると、女性でファッションがNGという人の数はぐっと少なくなりますが、「(YESの数を)取りこぼしている!」と思われるファッションをしている人を、時折見かけます。
あと、私の持論に、「メイクの上手な女性は、服装のセンスも良い(人が多い)」というのがあります。
なので、メイクと服装は一括りにして考えた方が良いと思います。
メイクに自信の無い人というのは、多いと思いますが、もし自分で「自分はメイクが下手」という認識がある人は、雑誌などではなく、ちゃんとレッスンを受けてみるのが、今後の婚活にとって大きなプラスとなるでしょうね。
で、「どうファッションがダメなの?」かと聞かれると、男性の方としては、あまり意識してバツ出しはしていないのが実情です。
でも、心のどこかで、「何か違うな」と感じているのです。
それを敢えて文章化すると、
「あれっ、この人の服装、流行っていたの4,5年前だっけ!?」
「プロフィールカードの年齢は32歳って書いてあるけど、メイクが合っていないのか、もっと上に見えるなぁ」
「随分地味な格好している人だな。パーティーなんだから、もう少し明るめの服装をチョイスしてもいいのに。。」
といった感想になります。
ご存知の通り、男性は女性以上に、初対面で相手の容貌に比重を置きます。
これは良い悪いという話ではなく、男性の脳の仕組みとして、仕方が無い部分なので、女性側から歩み寄るしかないのです。
ちなみに、女性脳の仕組みとして、女性が男性を見る場合、容貌だけでなく性格や属性などを、トータルに勘案して結論を出す傾向があります。
そういう意味では、男性の方が少し有利ですね。
その3: 『自信がなさそう』
これは、上記その1にも繋がってくる部分はあるのですが、敢えて(その3)として挙げました。
謙虚な姿は男性から好感を得ますが、それが行き過ぎると魅力がなくなるのです。
タカビーな女性は嫌われますが、自信なさそうな女性もまた、男性が本来持っている「狩人の気質」に反するのです。
まず、「どういった態度が自信なさそうに見えるのか?」と言うと、
・相手の目を見て話をしない
・姿勢が悪い
・声が聞き取りづらいほど小さい
ということが挙げられます。
そこから出される雰囲気は、あまり健康的でもなく、人として魅力的ではありませんよね。
自分はこういった癖があると自覚する女性は、意識して直した方が良いでしょう。
恥ずかしくて相手の目を見て話が出来ない!というのであれば、そこは場数の問題です。
トレーニングのつもりで、多くの異性に会うようにしましょう。
最後に、上記は「婚活パーティーの中で選ばれるかどうか?」という話です。
男性は女性以上に、相手を見た目で判断するので、上記のNGをクリアしていれば、結構YESが届くはずです。
その一方で、男性は女性的ではない「単なる美人さん」とは、短期的には付き合いたい!と思っても、結婚したいとまでは思いません。
最終的に深い関係を築きたいと思える相手には、「愛嬌」を求めます。
「愛嬌」・・・あるものに備わった、かわいらしさ、ひょうきんで憎めないようす。
世の中の、「美人で彼氏はすぐに出来るけど、最終的に意中の人からプロポーズされない」人というのは、この愛嬌が足りないものと思います。
婚活パーティーで、本来、男性にアピールしなくてはいけないポイントも同じなんです。
細かいことはさておき、自分という素材をどう活かせば、男性に「この人、可愛らしい!」と感じさせるか? を突き詰めて身なりや振る舞いをブラッシュアップしていくと、良い結果が繋がりやすくなると思います。
「女性ウケ」ではなく、「男性ウケ」を考えてみることが大事ですね!