男性と女性。
どちらが婚活において有利かと言われれば、男性かもしれません。
何故かというと、一般的に「出産のリミットが無い分、男性の方が時間的に余裕ある」と思われているからです。
まあ、厳密に言えば、男性も40歳を過ぎると精子の劣化から、自閉症の子供が生まれやすくなるといった加齢によるリスクはあるそうだし、不妊で悩んでいる夫婦の4割は男性に原因があるとか。。
それはさておき。
出産のリミットによるプレッシャーから、「30歳になってから、結婚に繋がらないかもしれない恋愛なんて、時間のムダでしかないからやってられない!」と考える女性が増えるのも無理はないと思います。
そのため、婚活パーティーにおいて、必然的に男性よりも最初の間口を狭くし、デートになってもすぐに関係を断ってしまう傾向がどうしてもあります。
その気持ち、わかります。
ちょっと話が変わるように感じるかもしれませんが、ここで皆さんに質問があります。
『大きな象がいます。この象を一頭まるごとあなたが食べるには、どうすれば良いでしょうか?』
これって、ビジネスの本なんかでよく出てくる質問なのです。
「会社の売り上げを数倍にする方法」とか、「業界No.1になる方法」とかと究極的には同じなんですね。
答え、分かりましたでしょうか?
では、答えを発表します!
それは、
『1口ずつ食べること』
以上です(笑)
これは冗談ではなく、本当の答えです。
つまり、一気に食べようとしても食べれるはずはなく、千里の道も一歩からということで、小さく小さく小分けにして、ちょっとずつ処理していくしかないのです。
実は、「婚活」もこれに似ているのです。
いきなり「結婚しよう」とするのではなく、まずは「異性に会うこと」から考え始めるべきなのです。
それも、究極的に理想的な異性を探し求めるのではなく、もっとハードルを下げて、例えば「結婚対象となる異性が出入りしていそうな場所を複数見つける」といった感じで、一歩ずつ進んでいけば良いのです。
それを一気に飛ばして成果を求めるので、数度の期待に添わない結果に心が折れて、歩くのを止めてしまうのですね。
もっと途中経過を楽しめる目標を立てて、少しずつ進んでいきましょう。
そして、自分を褒めてあげましょう!
足元を見ながら、一歩一歩進んでいるうちに、気が付いたら目的地に着いていた。
続けていれば、多くの人がそんな風になると思います。
本来、人と人の出会いは楽しいもの。
それを忘れて過剰に結果を求めると、あなたの良さは薄れ、相手の良さにも気づかないということになりがちです。
全ては、一歩一歩です。
残念ながら、なんの下準備もできていないのに、まぐれ当たりの一発逆転を狙っても無理なのです。