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「近年の婚活市場において、何故男女比が不均衡なのか?」


日本の人口は、何気に男女の人口比が、ほぼ50対50と言って良いほど均衡がとれているそうです。

しかし。。

 

 

婚活市場において、ここ数年、参加者の男女比が偏りを見せているのです。

 

例えば「結婚相談所」。

全国で言えば、男性4:女性6 (仮に3万人の会員がいれば、男性:12,000人 、女性18,000人)

直近のデータで言えば、1カ月当たりの新規入会者数 「男性1人」に対して「女性5人」 といった具合に、相当な偏りを見せているのだそうです。

 

そもそも、何故このようなことになっているのでしょうか?

理由をいくつか挙げてみますね。

 

1.男性より女性の方が思い切りが良い

一般的に、女性の方がフットワークが良い人が多いのです。

「ずっと考えていても仕方ないから、とりあえず試しちゃえ!」と飛び込む度胸の良さがある人が多いように思います。

 

 

2.結婚に対して、女性の方がプレッシャーを感じやすい状況にある

出産のリミットとも関係しますが、結婚に関しては男性よりも明らかに周りからのプレッシャーがあるので、動く動機になりやすい。

 

 

3.男性は、婚活市場に出ていく勇気の無い人が多い(いわゆる草食系男子が増えている)

今回のブログの肝はココかもしれません。

同年代の男女がほぼ同数いながら、婚活市場にいる男性の数が少ないのは、これでしょう。

 

婚活市場において、男女、求められるものが異なります。

女性 ⇒ 若さと美貌が求められやすい

男性 ⇒ 経済的豊かさが求められやすい

 

この点において、女性は無職であっても、若くて可愛ければ、問題なく婚活市場で評価されます。

一方、男性の場合、派遣とか契約社員、または正社員でも同年代の平均より大きく劣る場合、婚活市場での評価はイマイチであることは否めません。

当然、そのことは男性側も認識しているので、経済的に不安定な男性は敢えてそういった場に出ていこうとはしないのです。
(※実際には、そこまで収入に執着している女性も多くなく、相性が良ければ、十分にマッチングの可能性はあります)

そうなると、必然的に婚活市場における男女の絶対数が、「男性40:女性60」といった割合に落ち着くことになるのですね。

まあ、逆に言えば、女性の立場とした場合、下手に身近なところで相手を探そうとするよりは、婚活パーティーや結婚相談所などに参加している男性の方が、結婚相手としての下地(精神的・経済的基盤)が出来ていると言えるかもしれません。

 

他にも色々理由があると思いますが、ちょっと考えただけでもこれだけの理由を挙げることができ、歪な人数比になり易いのです。

ただこの状況、平均的以上の収入がある男性にとっては、近年まれに見る有利な状況とも言えます。

いわゆる、「売り手市場」ですから!

 

この前もそのことを結婚相談所の仲人さんとお話した時、

仲「数か月前、40歳過ぎの男性が入会されたんですけど、まあなんというか、年収は少し高いものの、身なりに無頓着な面がある人で、男性からみても覇気が無いタイプで。。」

仲「でも、データベースに登録したら、1週間で100人近くの女性からお見合いの申し込みが入って!ホント驚きましたよ!」

(以下、省略)

婚活パーティーを主催している私がこんなことを言うのはおかしいかもしれませんが、男性で年収に自信があるという人は、カジュアルなパーティーでの出会いよりも、
結婚相談所などの本格的な婚活サービスを利用した方が、理想に近い女性と会える可能性が高いでしょうね。

もちろん、費用は全然違いますが。。

どの世界でも、最終的には「時間(手間)を掛けるか、お金を掛けるか」という選択になりますね。

 

 

NYSDでも「アフターマッチングサービス」というものを行っており、結婚相談所サービスの入門版みたいな位置づけになっています。

詳細はこちら ⇒ アフターマッチングサービス

入会も退会も無料ですので、気になれば一度お話を聞きに来てください。

ちなみに、このサービスにおいても、男性より女性の登録者の方が多くなっています(汗)