前回の『主催者が教える!婚活パーティーでの話し方必勝法!【男性編1】』に続き、今回はより具体的な方法をお教えします。
巷の「婚活パーティー必勝法」は、「相手のココを褒めろ!」的な文章が多いですが、実際、どうでしょう?
効果が無いと言いませんが、会話時間が数分という限られた時間の中では、テクニックとしての気の利いた褒め方というのは難しい気がします。
それよりは「なんだかこの男性、話易い人だな」と思わせるような、第一印象の良さに重点を置いた方がトータルでの結果は良いでしょうね。
さて、それでは、本題に。
日常生活の中で、「あの人のこと嫌いじゃないんだけど、何故だかあの人とは、”波長”が合わないんだ」ということってありませんか?
まあ、日常生活であれば、段々と仲良くなっていけばよいのでしょうが、婚活パーティーではそんなのんびりとしたことをいってられないですよね?
あなたが相手のことを気に入ったのであれば、こちらからその”波長”を合わせに行くような努力をする必要があります。
営業職の人は、聞いたことがあると思いますが、『ラポール』というものがあります。
この『ラポール』の意味ですが、「相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す語」です。
『ラポール』を成立させる1つのテクニックとして、皆さん一度は耳にしたことがあるかもしれない”ミラーリング”などが存在します。
ミラーリングを簡潔に言えば、相手の動作に自分を合わせる(真似する)ことによって、相手に居心地の良さを感じさせるというものです。
一般的に、ミラーリングは、字の如く”鏡”のように相手の動きをトレースしていきます。
ただ、婚活パーティーだと、座っていることと、時間がかなり短いこともあるので、もっと違う部分を合わせた方が効果的でしょう。
では、どこを合わせるか?
相手の「呼吸」と「喋り方」に合わせる!
「呼吸」を合わせようとすると、喋るスピードが相手と同じくらいになるはずです。
早口な人はあの早いペースで進む会話が心地良く、たどたどしい喋りをする人はあのペースが落ち着くから、そうなっているんですね。
そして、「喋り方」。
具体的には、”声の大きさ”、”表情の豊かさ”であったり、”使っている言葉”、”よく使う語尾”でしょうか。
小声で話す人には、こちらも少し抑えて話します。
表情豊かにお話する人には、こちらも少しオーバー気味に喜怒哀楽を表現します。
その人が使う単語や、語尾などにも注目すると、「そのひとらしさ」がよく出ていることがあるので、共通言語として利用すると、相互理解が早まるでしょう。
ただ、あまりに露骨だと「この人、私をからかっているかしら!?」と思われるかもしれません(笑)ので、あたかも自分もこれがナチュラルですよ!と思わせるレベルで試してみましょう!
続いて、実際の会話内容についてお話しますね。
通常、婚活パーティーでは、プロフィールカードなるものを渡されます。
そこには、相手の名前や趣味、血液型etc… が記載されています。
話下手と自認する人も、これがあればひとまずは安心です(^^)
それは何故か?
会話の原則:自分と相手との共通点を探せ!
説明するまでもなく、感覚として解ると思いますが、相手との類似点を見つけると親近感が湧いてきます。
特にそれがニッチなものであればあるほど、強い繋がりがあるような感覚になるんですね。
会話上手な人だと、あたかも”偶然の一致”がお互いに多くて、「この出会いって偶然じゃないかもね!?」と思わせるトークをしますね(笑)
一方、会話が盛り上がらない人の話を聞いていると、話に脈絡が無いパターンが多いように感じますね。
「Aはどうですか? そうですか。じゃあ、Bはどうですか? なるほど。では・・・」ということで話が全く膨らんでいかず、女性としては、「なんか、”職務質問”を受けてるみたい。。。」という印象が残ってしまいます。
と言うわけで、婚活パーティーの会話の王道としては、”共通点”から会話を始めて、そこからお互いの世界を共有していくのがパターンと言えるでしょう。
また、3~5分程度の会話であれば、話のきっかけとして、1、2つあれば十分でしょう。
プロフィールカードを覚えるが如く、じっと眺めている人がたまにいますが、あまり印象が良くありません。
最初の数秒でプロフィールカードをさっと眺めて、会話スタート。
その後は、会話が切れかけた時だけ、数秒再度眺めるという感じに利用するように意識すれば、上記のような”職務質問”にはならないはずです。
やはり会話は、相手の目を見ながら、相手の表情変化を見極めながら会話を進めないと、盛り上がりに欠けるものになりがちですから。
ただ、そうはいってもプロフィールカードにあまり情報を書いてくれない異性との会話は、正直難しいですね(苦笑)
プロフィールカードへの記載が少ない人は、相手から見ても”やる気”が無いようにも見えますので、少なくともあなたは出来る限り埋めるようにしましょう!