プロフィールカードの書き方と言われて、
「こう書いておけば、バッチリだ!」
というのは、無いのではないか?と思います。
逆に、
「こう書いてはいけない!」
というのは、ある気がします。
それを考えるに当たって、まずはプロフィールカードの役目という根源的な部分から、改めて考えてみましょう。
「プロフィールカード」が何故、婚活パーティーで用意されているのかと言いますと、”話のきっかけ作り”の為です。
「相手の名前さえ分かれば、別にこんなもの、必要ないよ」という人もいらっしゃいます。
実際、海外の婚活パーティー(Speed Dating)では、用意されていませんでした。
しかし、プロフィールカードがある方がスムーズな会話が出来るという人が大半でしょうね。
婚活パーティーの会話の鉄則、『相手との共通点を話題にする』。
これがすぐにできるからです。
それは相手にとっても同じ。
という訳で、
『プロフィールカードには、できるだけ、相手の人が話易いように沢山記入しておく』
ということが、基本的な戦略となるのです。
話が少しそれるようですが、書かれている文字自体からも多く情報を相手に与えることとなります。
短絡的に、
「字がきれいな人」 ≒ 「頭の良い人」 ≒ 「性格がきちんとしている」
と感じる人は少なくないでしょう。(実際はそんなことありませんが。。)
最初の印象というのは大事なので、たとえ字が汚い人でも、丁寧に書かれているとその人間性は相手に伝わりますので、
パーティーには少し早目に着いて、しっかりと丁寧に文字を書くようにしましょう。
続いて、「では、必勝法というものはないのでしょうか?」というと、テクニックとして介入の余地はあると思います。
それは、まず、
「あなたが相手にどういった人物であるという印象を与えたいか?」
を明確にしておく必要があります。
活発なアウトドア派の人なのか?
読書好きなインドア派なのか?
家庭的な男性なのか?
などなど。
その方法は? って、もう分かりましたよね?
活発なアウトドア派の人なのか?
⇒「キャンプ」とか「BBQ」と記入。
読書好きなインドア派なのか?
⇒「読書」とか、「最近読んで面白かった本の名前」「オススメ映画」などを記入。
家庭的な男性なのか?
⇒「料理をすること」、「好きな料理(からトークの中で、自分でも作るんですよ!の流れ)」を記入。
ロマンチックな男性なのか?
⇒「オーロラを見たい」とか、「ウユニ塩湖に行きたい」など。
嘘の自分を伝えようとすると、すぐにボロが出ますが、本当の自分を効果的にアピールしたいと思う場合には、意識して利用しても良いのではないでしょうか。
最後に、真面目な人ほど犯しやすい注意点というものがあるとすれば、
「会って間もない時点で、あまり相手を不安にさせるような情報を出さない」
ということでしょうか。
決して、「相手を騙せ!」と言っている訳ではないので、そこは分かりますよね?
例えば、会って間もない状態で、
「僕の仕事って、転勤が多いんですよ」
とか、
「近い将来、自分で会社を興したいと考えているんです」
といったことは、自分の人間性を理解されていない状態で伝えると、マイナス要因にしかなりません。
聞かれもしないことを、馬鹿正直にベラベラと喋ったり、書いたりするのは、あまり良い方法とは言えません。
社会的にマイナスな要素であっても、相手の人があなたの人間性を理解した後であれば、OKという人も多いでしょう
しかし、軽い関心しか無い状態でそんな話題を持ち出せば、断る材料を与えるようなものです。
仕事のプレゼンテーションと同じです。
メリット・デメリットについて大事なのは、出す順番です。