先程のコラムでは、「婚活パーティーでの勝負服はスーツ!」と申し上げましたが、別にスーツでなくても構いません。
「えっ!? 言っていることが違うじゃん!」と突っ込まれそうですが、ちょっと聞いてください。
婚活パーティーという出会いの場で、どういった服装をすると異性に好印象を持ってもらえるか? という意味で、服装を考える必要があります。
服装が相手に与える情報量は、結構なものです。
真面目な交際相手を探している女性が、金髪頭でとがった靴を履いた男性を選ぶと思いますか?
選びませんよね。
そういう意味です。
他の方が書いている「婚活パーティーにおける男性の服装」という記事は、基本、「コレがいい!」という書き方ですが、
実は、「コレはダメ!」というのを外した服装にしていく方が正道なのかもしれません。
少なくとも、ここを押さえておけば、服装によってマイナス評価されることはないはずですから。
では、その禁止事項をお教えします。
1.清潔感の無い服装
ありがちなものとしては、シャツがしわしわ。
色落ちしたジーンズなどアメカジ系の古着スタイル。
といったもの。
一般的に、「汚い!」とは言わないまでも、パーティーという初対面の異性に会う場所に、そういった服装で来ることを自体に「NG」が出されると考えた方が良いでしょう。
女性の立場として、やはり将来の結婚相手になるかもしれない人には、それなりのTPOをわきまえる人であって欲しいということです。
2.野暮ったい服装
イメージしやすいところでは、秋葉原ファッションでしょうか。
サイズの合っていない大きめのジーンズに、色あせたTシャツ、よく分からないブランドのスニーカー。
とまあ、実際ここまでいかなくても、女性からNGは出たりします。
その基準が少しわかりづらいのも確かなのですが、個人的な判断基準として、日本一オシャレな男女が集まる場所銀座。
ここを歩いてみて、自分の服装に引け目を感じる場合、それは野暮ったい格好だと判断して良いかもしれません。
3.個性的なファッション
清潔感もあり、野暮ったいとも思わない。
でも、ちょっと受け入れられない。。
そんなファッションです。
『ファッション通信』に出てくるような奇抜なファッションであれば、誰でもピンとくるのでしょうが、パーティー会場で思いのほか不人気なファッションは、案外盲点なのです。
ありがちなのは、「ミリタリー系」、「ロック系」の服装。
原宿などで見かければ、「おぉ、こだわりのあるオシャレな格好しているな!」と多くの人が感じると思うのですが、婚活パーティーの場ではNGなのです。
以上、3つを挙げてみました。
ここから分かることは、婚活パーティーにおいて、服装は案外「無個性」を求められている傾向があるということです。
「無個性」というと語弊があるかもしれませんが、つまりは「常識人として自分は振る舞える」ということを、服装を通してアピールできているかどうか?に落ち着くのではないでしょうか。
もちろん、そこにアクセント的なセンスの良さ、
例えば、年齢に合った質の良い小物(時計やネクタイなど)であったり、少し遊び心のあるストールであったりをうまく取り入れるといった、上品さがあればベターだと思います。