「会話が上手な人と下手な人の違いはどこにあるの?」
これは、婚活パーティーに限らず、どこでも聞く話ですね。
「上手な人」を具体的に描写するのはちょっと難しいかもしれませんが、下手な人の会話を思い浮かべるのは簡単ですよね?
色々なシチュエーションがあると思いますが、一応、このホームページは婚活関係ということなので、婚活パーティーの会話を元にしてみましょう。
<会話下手な男性Aさん>
男性A「はじめまして。Aと言います。」
女性N「あっ、はじめまして。Nです。」
男性A「(プロフィールカードを見て)Nさん、ご出身は兵庫なんですね」
女性N「はい。行かれたことはありますか?」
男性A「いえ。行ったことないです。」
女性N「そうですか。。」
(数秒の沈黙)
男性A「趣味が料理なんですね?」
女性N「はい。今はイタリア料理にはまっているんですよ!」
男性A「あっ、そうなんですね。(えーと、イタリア料理って何があるのかな。パスタくらいしか思い浮かばないや。」
(また沈黙)
男性A「えーと、いまお仕事は何をされているんですか?」
女性N「えっ、仕事ですか? IT関係の会社で事務をやっています。」
男性A「事務ってどんな仕事をされるんですか?」
女性N「えっ!?どんな仕事と言われると、まあ普通の事務です(苦笑)」
以下、省略。
とまあ、こんな感じで所要時間が終わる訳です。
もちろん、上記はちょっとオーバーに書いているので、そこまで酷い人はあまりいませんが、同じような会話をしている人は少なくないでしょうね。
女性側としては、「質問ばかりで、なんだか尋問されているみたい。」と感じるので、相手に対してあまり良い印象は持たず、婚活パーティー終了後には、 相手の名前を言われても全く覚えていない状態となる訳ですね。
一体、何が悪かったのでしょう。
世の中一般に、「聞き上手は話上手」と言われますが、どうすれば「聞き上手」になれるのでしょうか?
全く喋らずに聞き上手になるのは、まず不可能です。
では、「なんらかの話題をふってお話をさせる必要がある」というところまでは分かります。
そもそも、世の中の「話上手」と言われる方は、どういった話をしているのでしょうか?
街中で、「あなたが思い浮かべる話し上手な人は誰?」という質問をすると、恐らくタモリさんの名前が挙がってくるのではないでしょうか。
持ち前のトーク技術で、あのお昼番組を長寿番組にしているのは周知の事実です。
限られた時間の中で、どうやってあれほどの話を相手から引き出しているのでしょう?
ちょっと長くなってきたので、<その2>に続きます。