婚活パーティー必勝法(TIPS4PARTY)

「婚活」において、「テクニック」や「駆け引き」は必要ない!?


 

さて、今回のテーマは、婚活において”テクニック”や”駆け引き”は必要あるのかどうか?を語ってみたいと思います。

ここでは、「婚活」も突き詰めると、「恋愛」と途中経過は同じなので、同様に扱いたいと思います。

まず、世の中には数え切れない程、恋愛の「必勝法」なる本やセミナーがありますよね。

一方で、「恋愛に”駆け引き”や”テクニック”は必要ない!」という人もいます。

さて、どちらが本当なのでしょうか?

 

ちょっと話がずれるようですが、「営業」に話を置き換えて考えてみましょう。

「恋愛」も自分を相手に売り込むという意味では、「営業」と同じですから。
営業の本を読むと、結構、いろいろな名前の付いたテクニックが説明されています。

「Yes-But法」とか、「ミラーリング」といった名前を聞いたことがある人も多いでしょうね。

いわゆる心理学に基づいたテクニックであり、相手を説得していく際に有効とされています。

世の中の多くのトップ営業マンと呼ばれる人達も、そういった本の何冊かは読んだことがあるはずです。
一方で、「営業にテクニックは必要ない! お客様の立場に立って、あとは誠意ある対応を心がけるだけだ!」というトップ営業マンもいます。

誠意ある対応により、1人のお客さんが別のお客さんを紹介してくれて、どんどん増えていく…。

後はしっかりとした商品説明とアフターサービスを続けていけば、大丈夫!と豪語します。

 

うーん、どちらが正しいのでしょうか?

「誠意」を第一に、相手の立場を考えながらお付き合いをしていくだけで、良好な男女関係も築けるものなのでしょうか?

 

個人的な見解から言えば、テクニックを全く採用せずに、良好な男女関係を形成するのは「難しい」と思っています。

トップ営業マンの言う「お客様の立場に立って」というのは、耳にタコが出来るほど、どの業界でも言われることですが、それをナチュラルにハイレベルで実践できる人というのは、本当に一握りです。
なので、”駆け引き”とか”テクニック”という言葉だと多くの人が相手を騙してコントロールするというような悪いイメージを持ってしまいますが、そうではなく、ある種の”表現方法”としての有用性を認めるべきだと思います。

人間関係の構築が上手な人は、そういったことを勉強しなくても、なんとなくで出来てしまいますが、苦手な人は研究すべきだと思います。

 
先日、コミュニケーションスキル(特に恋愛)をビジネスとして教えていらっしゃる方とお話する機会がありました。

せっかくのチャンスだったので、「恋愛に駆け引きやテクニックは必要でしょうか?」と率直に聞いてみましたが、「あります!」と即答されました。

そして、「恋愛でよくある、”ありのままの自分を好きになってほしい”というのは、完全に”逃げ”や”怠慢”です!」と一刀両断されました。

「うまくいっている人は、そのままでいいです。 しかし、うまくいっていない人は、自分になんらかの問題があるんです。 だからうまくいっていない。 それでいて、自分は変わらないけど、周りの環境は変わって欲しいと言っている訳です。
それって”傲慢”だと思いませんか?」

と言われ、続けて、

「いや、本当はその人は”傲慢”では無いのかもしれません。本当は物凄く優しい人かもしれませんね。でも、それをうまく伝える方法を知らないのは、結果として同じなんです。」

 

うーん、なるほど!

テクニックと呼ぶと、巷でよくある「酔わせてホテルに連れ込む方法」とか、「デートで高いものを買ってもらう方法」といったことを連想する人もいますが、そうではないんですね(笑)

要するに、『自分の気持ちをどう上手に相手に伝えることができるか?』なんですね。

例えば、今後付き合っていくに当って、どうしても相手に直して欲しいところがあった場合、なんと言えば良いのか?

ストレートに伝えようとすると、相手のプライドを傷つけてしまい、喧嘩になる。

しかし、ちょっとしたテクニックを使えば、相手を思いやる気持ちも伝わり、より二人の関係が強まる。

人間関係、特に男女関係で上手く関係が構築できない人は、ちょっと研究してみると良いかもしれませんね!