「結婚」というものが、「誰でも一度は経験できるもの」から、一種の『嗜好品』の様相を呈してきているのは、ご存知の通りです。
先進国は勿論、アジアでも未婚率は大きな問題になっており、頻繁に婚活の記事を見かけるようになっています。
中国などでは、結婚するために、男性側は家を用意する必要があるとか!?
日本の「婚活」の方が、まだ楽なようですね(笑)
さて、その一方で「離婚」については、より身近なものになってきました。
一昔前では、「離婚」しているという事実は大きな声では言いにくいものでしたが、今では全然珍しくなくなりましたね。
30代後半の人が10人くらい集まれば、そのうち2,3人くらいバツがある人がいても、不思議では無い状況になっています。
そして、今回の本題。
「結婚よりも離婚の方が、10倍疲れる」といった話は耳にしますが、 では、費用の方はどうなのか?
前者はともかく、後者に関してはあまりお世話になりたくない話ですが、実際どのくらい掛かるのでしょうか?
子供がいれば、「養育費」で大きな出費となることは分かりますが、その他は?
もちろん、離婚に至る原因がどちらにあったのかにより、大きく変わってくるのは想像に難くないですが、 「慰謝料」「財産分与」「養育費」として、200万円~ というのが一般的な金額のようです。
うーん、結婚とあまり変わらないじゃないですか!
金持ちならともかく、一般的なサラリーマンでその金額とは!
そういえば、現在「資産家」と言われる人達が全員離婚したとすると、世の中の「資産家」の総数も半分になるそうです(苦笑)
アメリカの離婚率が50%に近いそうですから、日本も今後、それに近い数字まで上がっていくことでしょうね。
「婚活ビジネス」に続いて、「離活ビジネス」も近いうちに、日本でも繁盛しそうな気がしますね。
個人的には、「お互いが幸せになるための離婚」というものもあるとは考えますが、あまりに離婚のハードルが低くなる世の中もどうかと思いますね。