婚活パーティー必勝法(TIPS4PARTY)

『ランダムウォーク』と『出逢い』!?


毎日の生活の中で、「安定(規則性)」と「出会いの無さ」は、結構比例関係にあるような気がしませんか?

「出会いが無い!」と嘆くシングルの人は多いはず。

家と会社の往復で、突然素敵な出会いに出くわす可能性は極めて低いというのは、敢えて言う必要もないでしょう。

今回の話はそんな満足のいかない毎日を変えるヒントになれば幸いです。

 

話がおもいっきり変わるようですが、「働き蟻(アリ)」の話はご存知でしょうか?

かなり有名な話なので、「聞いたことある!」という人も多いでしょう。
働きアリは、名前が「働きアリ」というので、どのアリも一生懸命に働いているように思いがちですが、実は違うのです。

一群の2割程度は、実は「遊んでいる」というのです。
面白いのは、その遊んでいる2割のアリを全体から隔離するとどうなるのか?

すると、残された8割の働きアリ全体の中から、2割のアリが遊び始めるそうです(笑)

これは、「8対2の法則」とか、「パレートの法則」などとして引用されて、様々な場面に当てはまられていますね。

 

今回お話をしたいのは、ここから。

先程、「遊んでいる」と表現しましたが、実際にはその2割にも役割があり、100%遊んでいる訳ではなかったのです!
正確には、他の8割の働きアリとの共通の規則性が薄いようで、同一の作業をあまり行わないという研究報告であり、実は違う役目を持っていたのですね。

そこには、『ランダムウォーク』というキーワードが登場します。

この『ランダムウォーク』、日本語訳をすれば、「乱歩」とか、「酔歩」などと表記されますね。

要するに、「不規則な歩き」という意味があります。
他の8割のアリは規則正しく歩いているにも関わらず、2割のアリは不規則に歩く。。

ここにはどういった意味があるのでしょうか?

 

この動き、実は生物として生存を維持していくために必要な動きなんだそうです。

規則正しさは、ある意味、「守り」と呼べる行動であり、同じ行動は同じ結果を導きやすいのですね。

しかし、いつも同じ場所にエサがあり、そのエサはずっと減っていかない訳ではありません。

当然、いつかは無くなってしまうものです。

エサが無くなれば、生物として、集団として絶えてしまいます。

 

勘の良い人なら、ここまでのお話でピンと来たはず!

そう! 前述の「2割のアリ」は、ランダムウォークにより、新しいエサ場を見つけ出す役割があるのです!

2割のアリが(偶然)見つけたエサを、8割の働きアリに伝える。

そして、8割の集団はエサを巣に持ち帰る。

それにより、集団として生命を維持できるということに繋がるのですね。

 

さてさて、一通り説明しましたが、これって多くの人の婚活にも参考となる考え方だと思いませんか?

「家と会社の往復 or 土日の決まりきった行動パターン」 ⇒ 8割の働きアリ

「普段会わない人との会話 or 行かない場所に」 ⇒ 2割の働きアリ
という訳です。

働きアリの場合、「2割の働きアリ」がいないと死に絶えるという可能性が跳ね上がりました。

人間の場合は・・・。
結果はご想像にお任せすることになりますが、今までが上手くいっていないというのであれば、生活の中に「ランダムウォーク」を取り入れる必要があるのではないでしょうか!?

「婚活」に特化する場合は、どうしても「人が集まるor接触できる場所」へ出かける必要があると思います。

ぱっと考えただけでも、「婚活パーティー」はもちろん、
「ホームパーティー」、
「友達に異性を紹介してもらう」、
「ボランティア活動」、
「社会人サークル」、
「Mixiのオフ会」、
「シングル向けの異業種交流会」
くらいは思い浮かびますね。

田舎の場合はともかく、都会だと有料、無料の集まりが数多く開催されています。

ちょっとアンテナを高くして、外に飛び出しましょう!

「ランダムウォーク」を成功させるコツがあるとすれば、「1度のイベントに対してあまり期待しすぎない」ということでしょうね。

そして、「歩数」の絶対数を増やすことを心がけると良い結果に繋がりやすいのではないでしょうか。