、「婚活」というと、ご存知の通り ”結婚活動”の略です。
なので、とりあえずでも入籍してしまえば、「婚活成功!」となる訳ですよね。
「結婚している=勝ち組」という気分になりそうですが、本当にそうでしょうか?
もちろん、日に日に難しくなる結婚市場において、”結婚”というカタチを成し遂げたことに関しては、心の底からお祝い申し上げますm(_ _)m
ただ、、、『結婚は”ゴール”ではなく、”スタート”だ!』と言ったのは誰だったか忘れましたが、言い得て妙です。
何故、私がこんなことを言っているのか?といいますと、「生涯未婚率」の上昇と同じように、「離婚率」が大幅に上昇しているからです。
ここでの「離婚率」は、離婚件数/婚姻件数 で出される数字です。
その数字を具体的にみてみると、
【離婚率】
1970年・・・ 約10%
2005年・・・ 約37%
となっています。
離婚の原因(男性の言い分)を上から順番に挙げると、
「性格が合わない」
「異性関係」
「異常性格」
だそうです。
一方、女性の言い分は、
「性格が合わない」
「暴力をふるう」
「異性関係」
とのこと。
それにしても、離婚率が大幅に上がっている要因は何なのでしょうか?
まず、「(分母となる)増えない婚姻件数に対して、離婚件数が増えている」ということがあります。
そして大きな社会的な背景、生活や就労環境の多様化などにより、「離婚することに対して、それほど後ろめたく無くなった」ということが大きいでしょう!
実際、男女を問わず離婚経験者を見つけるのは、容易になっていますね。
それに、男女30代中盤になって「バツイチの人はダメ!」という制限をつけて探すと、素敵な異性がかなりの数、対象から外れてくることになるのも確かですね。
ちなみに、現在、世界で資本主義の最先端を行っている”アメリカ”はどうなのでしょうか?
スケールは違えど、同じ資本主義を日本も標榜していることなどもあり、良いことも悪いことも、アメリカで発生したことの多くが数年遅れて日本でも見られる現象となっていますね。
何が言いたいかと言いますと、「離婚率は今後も上がる!」ということです。
アメリカの現在の離婚率は、「48%」なので、日本もそれに近い数字まで、ずっと上がっていくのでしょう。
それに対して、何かできないのでしょうか?
まあ、国に期待するのは難しいでしょうから、各自それぞれで対応するしかないでしょうね。
では、その対応というのは?
ズバリ、『コミュニケーション能力をアップさせる!』に尽きますね。
夫婦の会話時間をとっても、「一日16分間の愛ある会話は、年収100万円ちょっとに値する」という研究結果があります。
つまり 「年収600万円で無愛想な男性」 ≦ 「年収500万円+会話を大事にする男性」 となる訳です。
結婚はなんとか自身の「スペック」でクリアした人も、その後の長い結婚生活においては「コミュニケーション能力」が低い場合には、上記の通り、簡単に終わる場合があるということを肝に銘じておく必要があるようです。
そして「どうやったら相手が喜んでくれるか?」ということをお互いに考えながら常に生活していくことが益々大事な時代になりそうです。
”婚活中”に異性についてしっかり研究し、自分を磨き、会話力を上げるトレーニングをしておくというのは、先を見据えた有益な活動だと思います。
少し宣伝になりますが、”婚活パーティー”もそういった意味で、絶好の”異性との会話力アップの実践&練習場”にもなりますね。
たまに「婚活パーティーなんか行っても、まったく金の無駄! だって、全くカップルなんかになれないし!」という人を見かけますが、これも話が逆。
”全くカップルになれない”コミュニケーションレベルで、無理やりor偶然結婚したとしても、なかなか明るく円満な家庭は築くことは難しいのではないか!?と個人的には思っていますが、如何でしょうか!?