昔から、「段取り8割・・・」という言葉がありますよね?
つまり、前準備がしっかりしていれば、勝負に勝ったも同然ということです。
営業であれば、現地までの地図を用意したり、最初の商品が売れたらそれに関連して売れそうな商材の資料も一緒に用意しておく・・・ということですね。
では、『婚活』の場合は何をすれば良いのか?
結構聞く話だと、「部屋の掃除」ではないでしょうか。
ここで「えっ!?」と思われた方も多いのではないでしょうかね。
異性・同性に関わらず、突然「今日、家に遊びに行ってもいい?」と言われて、すぐにOKと答えれる人はどのくらいいるのでしょうか?
流しに使ったお皿やコップがそのままになっていないか?
衣服が椅子やベットに投げかけたままになっていないか?
気心知れた友人であればともかく、いいところを見せたい相手をすぐに招待できる独身者は、案外少ないのではないでしょうか。
もちろん、これは「すぐに異性を部屋に連れ込め!」という話ではありません(笑)
色々な理由付けができると思いますが、多くの独身者が「部屋を綺麗にしておく」ということで成功している事実があります。
理由の1つ目として、「運が良くなる」というものがあります。
これは、婚活をテーマにした多くのコラムや本にも書かれていますね。
「運」と聞いて、人によってはスピリチュアルな話のように聞こえる人もいるかと思いますが、その効果は理論的に説明できると思います。
例えば、誰も訪ねてくる当てが無い状態でも部屋を常に綺麗にしている人は、目に見える身だしなみは当然隙が無いと思います。
「今日は朝急いでいたから、こんな(適当な)格好できちゃった。。こんな素敵な人と会うと分かっていたら、もっと綺麗にしてきたのに!」
といったケースで、チャンスを取り逃すということは、まず無いはずです。
理由の2つ目としては、「人間的に魅力が出る」というものです。
部屋が綺麗 ⇒ 精神的に安らぐ ⇒ いつも落ち着いた状態で、性格が温厚になる ⇒ 人間的な魅力が出る
ちょっと論理の飛躍が見えますが(笑)、”汚い部屋にいる人”と”綺麗な部屋にいる人”とでは、どちらが精神的に成熟している割合が高いかと言われれば、納得できると思います。
人間、「自分を変えよう!」と思った時に、効果があるのは”環境を変える”ことだそうです。
意思の力はあまり長く続かないのが普通です。
意思の力で決意を守ることを試みるのではなく、環境を整えておくことにより、外から内(意思)に影響を与えるようにする方が効果的なようです。
という訳で、病的な程の潔癖症である人以外は、今年の目標に
『いつ人が訪ねて来ても良い程に、部屋を綺麗にしておく』
を加えてみては如何でしょうか?