果物の王様として知られる「ドリアン」。
なんでも味の当たりはずれが大きいらしく、初回に当たりだった人は、はまってしまい、ハズレだった人は「もうあんなもの絶対に食べない!」となってしまうそうです。
これは、「婚活パーティー」においても言えることかもしれません。
自分にあった婚活パーティーに参加した人は、「おぉ、こんなに簡単に素敵な異性に会えるのか!」と思い、一方、合わないパーティーに参加した人は、「すっごい不愉快!時間とお金の無駄!もう絶対に参加しない!」となる傾向があります。
ドリアンよろしく、婚活パーティーには当たりはずれがあるのです。
それは、婚活パーティーのシステムであったり、開催会社の考え方であったり、その時の参加者層であったりと、色々な原因が考えられます。
残念ながら誰にとってもBESTなパーティーというのは存在しないのです。
なので、インターネット上にある「(バナーが沢山貼られた)私のおすすめ婚活パーティー」的なサイトの大半は、アフィリエイトサイトか、業者の作った自作自演サイトでしょう。
特にランキングなどが掲載してあるのは、ほぼ100%そうですね。
それでは、「どうやって自分にあった婚活パーティーを見つければよいのか?」をお教えしましょう。
まず、一言で「婚活パーティー」と言っても、スタイルでかなり違いが出ます。
<パーティースタイルの違いを理解する>
・1対1の着席型なのか?
・スタンディング型なのか?
大きく分けて、この2つ。
簡単に説明しますと、
「1対1の着席型」とは、男性女性ともに向かい合って座り、決まった時間が経過すると、男性が隣の席に移動していくというスタイルです。
よく「回転寿司のように…」と言われる、一般的なスタイルですね。
(メリット)
・パーティー会社側でお膳立てをしてくれるので、ほぼ全員の異性とお話ができること。
・パーティーの最後に、相手が自分に好意を持ってくれているかどうか分かること。
(デメリット)
・均等な時間でのお話となるので、好きなタイプの人とは長く、苦手なタイプの人とは短くということができないこと。
・会話時間の刻みが細かいこともあり、のんびりと飲食を楽しむ時間がない。
ただ、通常の着席型パーティーは、「フリータイム」という自由に動ける時間を設けているパーティースタイルが、日本では主流になっています。
※フリータイム… 前半に、1分~2分ずつほどの会話時間で男性側が席移動をし、後半は男性主導で、自分が気に入った異性の元に行き、3~4分×3,4回の会話ができるというスタイル。
ちなみに、弊社NYSDでは、このフリータイム自体にシステム的な問題があると思っており、敢えて採用していません。
そして、
「スタンディング型」とは?
(メリット)
・自分が気に入った異性と長い時間お話でき、苦手なタイプの人とは、自分の意思で会話時間を短くできるということ。
・自由に連絡先交換ができること。
・軽食が提供されることが多い。
(デメリット)
・司会側からのサポートはあまり期待できず、自分から積極的に移動して行かないと、人気のある異性とはなかなかお話できないということ。
・連絡先交換はそれほど難しくないが、それが好意からなのか、建前なのか判断が難しい。
となります。
以上の条件からまとめますと、パーティースタイルから選ぶ際には
・すべての異性とお話したい!という人は、着席型がオススメ。
・積極性があり、好きなタイプの人と長く話していたいという人には、スタンディング型がオススメ。
となります。
ただ、「フリータイム」がある着席型において、初対面の見た目印象が悪い女性にはオススメできないという事実もあります。
続いての重要なポイントは、
開催会場の「立地」について理解する
開催会場によって、集まる人のタイプがかなり違うのです。
もちろん、多くのパーティーでは、参加資格などの条件を絞って集客しているところが多いのですが、それ以前に土地柄というものがあり、参加者の特色となって表れるのです。
婚活パーティーに参加されている人というのは、特に変わった人は少なく、普通の人が多いのです。
簡単に言えば、その街を歩いている人が、そのまま参加していると思って頂ければイメージしやすいでしょうか。
多くの人が、なるべく住んでいる所や職場から近い会場を好む傾向がありますね。
理由は、「付き合うとなった場合に、その方が便利だから」です。
それも悪くないのですが、そのパーティースタイルが自分に合っていると感じた場合、時には少し足を伸ばして違う会場に参加してみるのも、上記の理由で面白いかもしれません。
最後に、
パーティー会社との相性を考慮する
これは、事前にチェックするということが出来ないので、今回の趣旨とは少し違うかもしれません。
しかし、頭に入れておいた方が良いことなので、書かせて頂きますね。
世の中、不思議なことに成績や結果に偏りが出る「相性」というものがあります。
システムや開催地域は同じ、集まっている年齢層もほとんど変わらないのに、なぜかデータを採ると結果は全く違う。。
これは、婚活パーティーにおいてもあります。
A社のパーティーは、参加者のレベルが高いことが多いし、私自身カップリングすることが多い。
一方、B社のパーティーは、A社に比べて参加者の質がイマイチと感じることが多いし、私自身のカップリング率もかなり低い。
この理由は何でしょうか?
会場の雰囲気が自分に合っているということもあるでしょうし、タイプの人が集まりやすいので、自然と頑張ってしまうということもあるでしょう。
理由は色々と考えられますが、私の経験上からも「相性」というのは確かにあると断言できますので、上手く行かないことが続く場合、
あなたが悪いのではなく、単に「相性」が悪いだけということもあり得ます。
その際には、参加するパーティー会社を変えてみるというのも、一つの手だと思いますね。
<<結論として>>
まず、パーティースタイルの好みというものがあると思います。
それを選ぶことから始めましょう。
時間的な余裕があれば、両方参加してみるのもよいでしょうね。
そして、自分が落ち着くスタイルが見えてきたら、開催場所を絞り、その中でいくつか開催会社を替えて参加してみて、自分と相性の良いパーティー会社を見つけるのが良いでしょう。
どんなに素敵な人が集まるパーティーであっても、全くカップリング・マッチングしないのであれば、つまらないものです。
また、「大人数の沢山の異性に会えるパーティーがいい!」という人もいらっしゃれば、「少人数でじっくり話したい!」という方もいらっしゃいます。
実際に参加していく中で、好みが変わっていくということもよくあります。
他人が書いたインターネット上のクチコミが参考になる場合もありますが、ヤラセであったり、主観的なものであることがほとんどです。
急がば回れで、ある程度データを採りながらいくつか参加してみて、一番自分にしっくりくる所に高頻度に参加してみるというのが、パーティー選びの王道だと思います。