ここでは一般的なカップリング(お見合い)パーティーを対象にお話します。
パーティーの流れの中で、少しお話しましたが、標準的な日本式婚活パーティーだと、”顔見せである一週目”と”フリータイム”の2部構成になっています。
問題となるのは、この”フリータイム”ですね。
フリータイムは、3~5分程度の会話時間×4、5回 の構成になっています。
基本、男性が気に入った女性の席に行き、話かけるというスタイルですね。
ここで容易に想像がつくと思いますが、会場内に一人可愛い子がいると、そこに男性が殺到するんです!
いわゆる、『席獲り合戦』が始まる訳です。
仮に、男性20人、女性20人の参加者があったとすると、どうしても4、5回のフリータイムでは、「あの女性と話したいのに話せない!」という男性が出てくるのです。
最近の”草食系男子”と言われる人達だと、「あの浅ましい席獲り合戦に参加してまで・・・」と思う人がいても不思議ではないですね。
一方、女性も”フリータイム”でお話した人を選ぶ明らかな傾向があります。
そうすると、ここで何が起こりえるか?
結果として、好意のミスマッチが起こりえるのです。
例を挙げると、
男性11番「あ~、女性8番の人、素敵だったなぁ。 やっぱり男性全員狙ってるな~。 とはいえ、僅か4回のフリータイムで席をとれそうにないし・・・ 仕方ないから、2番目に気に入った14番の子にしておくか」
一方、
女性8番「あー、フリータイムも残り1回かぁ。男性11番の人、爽やかで格好良かったのに・・・来てくれないのかぁ。仕方ないから、フリータイムに来てくれた男性5番の人にしておくかなぁ」
というケースです。
こういった行き違いは頻繁に起こっていると思われますが、”縁”が無かった・・・ということでしょうか!?
男性がもっと積極的にアプローチすれば良かったのでしょうか!?
それとも、システムとして仕方が無いのでしょうか!?
なんとかこういった”すれ違い”を無くしてくれればなぁ・・・とよく思います。