さて、前回、「パートナーを見つけれていない人の7割は、出会いの絶対数が少なすぎるだけ!」という内容でした。
では、残りの3割は?
色々なケースがあると思いますが、パーティー主催者の目線から捉えたお話をしたいと思います。
まず、恋愛の大前提。
『恋愛では基本的に、同じくらいの魅力を持った人同士がうまく行く』
ということ。
恋愛学を教えている森川教授の言葉を借りれば、「恋愛均衡論」というやつですね。
言うまでもなく、男性と女性では世の中一般にいう「魅力」を構成する要素は異なってきます。
特に「婚活」ということになると、「男性は年収」、「女性は年齢」ということがよく言われますよね。
長期的な接触が行える場合には、話は違ってくると思いますが、短期的な接触の元に判断される状況であれば、どうしても「性格」などの部分が後回しにされてしまうのは否めない事実だと思います。
さて、上記のことは至って当たり前のことのように思われますが、いざ自分の事となると客観的な判断を下すのは、かなり難しいと思いますね。
そこにはどうしても「希望的な自己評価」というか、いわゆる「過大評価」をしてしまいがちだからです。
お見合いパーティー・婚活パーティーに初めて参加した人にパーティー内での人気状況をお教えしたとすれば、恐らく「自分はもっと人気があると思っていた!(苦笑)」という人がほとんどでしょう!
もちろん、わずか数分の会話で判断される婚活系パーティーでは、ちょっと特殊性があるので、一概には言えない部分があります。
ちょっと話がずれましたが、「何を言いたいのか?」と言われれば、ズバリ「ターゲットの選定ミス」をしている人が少なくないということです。
分かり易い例でいえば、男性の場合だと、
「自分は40代だけど、結婚するのであれば、絶対20代の女性がいい!」
というものです。
「自分は40代だけど、あわよくば20代の女性と結婚したい!」
というのであれば、まだ話が分かるのですが、20代にこだわり過ぎると結婚自体が難しいものとなるでしょうね。
勿論、絶対無理!という話だとは思いませんし、実際にそれだけ年が離れているカップルも存在します。
「じゃあ、なんとかなるかもしれないじゃないですか!」
と言われそうですが、それでは「恋愛均衡論」で言えばどうなるでしょうか?
「女性20代の魅力」≒「男性40代の魅力」
という公式が成り立つ男性の魅力とは?
世の中には「お父さんくらい年の離れた男性でも結婚相手としてOK!」という変わった趣向の女性も千人に1人くらいはいるでしょうが、一般的にはせいぜい5~6歳程度の年の差でしょう。
そうなると、11歳以上の年の差を埋める男性の魅力は何でしょうか?
年収1500万円くらい!?
まあ、男性女性ともに出会いのシチュエーションや、社会的な立場、ルックスなど異なりますから一概には言えないでしょうね。
しかし、平均的な人が最初からそこに絞って婚活をするというのは、確率的に考えると厳しいものになりそうですよね。
女性の場合も一定年齢を過ぎてから、「年下が絶対いい!」というのも同じような話になると思われます。
では、学生時代に受けた「全国総合模擬試験」みたいに、自分の「偏差値」が分かれば、かなり婚活しやすくなるのではないでしょうか?
実は、NYSDにはある程度ですが、自分の「婚活偏差値」が分かるシステムがあります!
それは、「パーティーで異性から届いたYESの数をお教えします!」というものです。
ご存じの通り、NYSDの特徴として、「もう一度会ってお話してみたい!」と思った相手すべてに○(YES)ができるシステムです。
つまり、異性からある程度の好感を持たれたという意味でもありますから、○(YES)の数があなたの魅力度といっても差し支えないでしょう。
特にこれは女性の方が正確な「婚活偏差値」が出やすいと思います。
男性脳の仕組みから言えるそうですが、男性は女性よりも相手を見た目で判断する傾向があり、そのあとその判断(恋愛対象になるかどうか)が覆ることはあまり無いからです。
一方、女性から見た男性に評価というのは、変わりやすいというデータがあります。
なので、たまにNYSDパーティーで「誰にも○をしなかった、もしくは1つくらいしか○をしなかったが、相手の男性陣からもほとんど○(YES)が届いていなかった」という方を見かけますが、
現状のままでは前途多難な婚活になると思われますね。
最後に、今回の結論としては、
「相手(自分とつり合いの取れる範囲)を知り、自分(現在の自分のレベル)を知れば、婚活はスムーズに行き易い!」
ということです。
あまり婚活がうまく行っていないという人は、ちょっと自分をチェックしてみると良いかもしれません。