さて、本題に入る前に、NYSDのパーティーの特徴でもある『マッチングシステム』について。
今更ながらですが、当方NYSDでは業界標準である『カップリングシステム』ではなく、敢えて『マッチングシステム』を採用しています。
カップリングは、1対1で成立。
マッチングは、1対多でも成立というのが、大きな違いです。
それぞれメリット・デメリットあり、本人の嗜好に左右されますが、世の中の多くの独身者にとってメリットの方が大きいシステムだと思っています。
男性側にとって大きなメリットというのは、「女性の好意は、男性とは温度差があり、徐々に上がっていく傾向がある」ということです。
とりあえず、連絡先交換できる関係であれば、その後の展開次第で上手く行く可能性があります。
一方、女性側のメリットとしては、会場で一人に絞る必要はなく、じっくりと見極めるチャンスがあるということになります。
そもそも、会場内での数分で相手を見定めるというのは、不可能に近いと思います。
実際、会場内でかなりの好印象をもってカップリングしたにも関わらず、外での食事1回で幻滅というケースは、個人的な経験から言っても大変多いと思いますね。
という訳で、「間口は広く」というのが婚活の鉄則なので、NYSDが『マッチングシステム』を推奨している理由なのです。
さてさて、ここからが本題。
「マッチングシステムが良いって言うけど、YESが全然届かない自分はどうすればいいの?」
というケースを、新宿・銀座・横浜の各過去のデータも鑑みながら語ってみたいと思います。
まず、女性でYESが1つも届かないというケースは、ほとんど無いですが、男性では毎回数名いらっしゃいますね。
「恋愛の先に結婚がある」と考える男性と、「結婚から逆算して相手を見定める」女性の違いが出ていると推測します。
つまり、男性の方が採点が甘く、女性の方が厳しいと言えます。
そんな中、届くYESが皆無に近い方というのは、何か問題があると考えるのが普通かもしれません。
その理由を挙げてみましょう。
1.『相手との年齢差が大きすぎる』
例えば、女性参加者の大半が「20代後半~30代前半」の集まりに、「40歳過ぎ」の男性が参加した場合、YESの数がゼロというのは、普通にあり得ます。
逆もしかりで、「30代前半から中盤」までの男性陣の中に、「40代」の女性が参加したとすると、同じようなことになってしまうのです。
例外があるとすれば、スペックのかなり高い男性か、飛び抜けて美人さんかのどちらかでしょうね。
婚活市場では、パートナーの年齢に対してのコダワリは強い傾向があるので、「無理な場合は無理」と諦めるか、戦略を変える必要があります。
あと、1点付け加えるとすると、
男性は、プロフィールカードに書かれている「女性の年齢(数字)」を重視します。
一方、
女性は、プロフィールカードに書かれている「男性の年齢(数字)」を容貌から感じとる「見た目年齢」で補正してくれます。
つまり、男性の実年齢が仮に「42歳」であったとしても、若々しい容貌であれば、「30代」として扱ってくれるということがよくあります。
逆に、肌艶などが悪くて、実年齢より老けて見える場合には、30代後半でも40歳オーバーと見なされることにもなります。
アラフォーの男性で上手く行かないという方は、若作りしてパーティーに臨むと良い結果に繋がりやすくなりますので、お試しあれ!
2.『覇気が無い』
これは、男性側に多く見られる光景です。
一見すると、「大人しい」と思われがちですが、そうではなく「覇気が無い」というパターンです。
どの世界でも同じだと思いますが、元気のない人に対して好印象を持つ人は少ないのです。
「元気(エネルギー)」というのは、感染します。
周りに暗い人がいると、どうしてもその場の雰囲気自体が暗くなってしまうのです。
一緒にいる時間が長くて、段々と気心が知れて、言わなくても分かるという関係になってからのお話であれば、良いのです。
しかし、初対面で元気が無いと、「この人、自分とお話していても楽しくなさそうだな」と感じさせてしまうのです。
ある人が言うには、
「犬が愛されるのには理由がある。
あのクリっとした目で、ハアハア言いながら、元気よくしっぽを振りながら、今にも抱き付いてこようとしている姿をみれば、多くの人は親しみを感じるはずだ。」
と。
常に明るい雰囲気が出ているように努めましょう!
3.『挙動が(悪い意味で)独特である』
いわゆる「きょどっている(挙動不審)」と言われる振る舞いが筆頭に挙げられますね。
更に具体的な例を挙げれば、会話のテンションが異様に高かったり、笑い方自体が独特であったり、話をしている最中もずっと下を向いていたり、目をひん剥いて喋ったり・・・。
相手の方に、「ちょっとこの人、普通じゃないな」と思わせる挙動をしているケースですね。
ほんの一部の相手からそう思われる程度であれば特に問題は無いと思いますが、これが理由で全くYESが届かないというケースは、多くの人に同じような悪い印象を与えている可能性が高いので、矯正の必要があるかと思います。
過去を振り返って、友人たちから、「●●って、話す時、▲▲する癖があるよね?」ってよくからかわれた経験があれば、今からでも意識して直した方が良いかもしれませんね。
そして最後は、以前もブログに書いた
4.『ファッションがかなり個性的、もしくは野暮ったい』
です。
詳細については、「これをやってしまうと、何度婚活パーティーに参加してもマッチングは難しいです!(男性編)」(⇒こちらをクリック)をご参照ください。
以上、4つに該当しなければ、まず「YESがゼロ」ということは無いはずです。
相性の問題で、たまたまその回はダメだったということは、もちろんあります。
しかし、NYSDのお見合いパーティーで「0」が続く場合には、上記の項目をちょっとチェックしてみると、突破口になるかもしれません。