女性の20代。
多くの人にとって、変化に溢れる1年1年でしょう。
学校を卒業して、社会人になって…。
今まで過ごしてきた環境が大きく変わる人が多いでしょうね。
「好奇心」一つで、住む国まで変わってしまう人もいるでしょう。
ある人が女性の20代について、面白い表現をしていました。
『女性の20代は、人生のボーナスステージである』 と。
つまり、女性の一生を振り返った場合、20代というのは、楽勝でとても楽しい時期であるということです。
20代で「婚活」と言われても、多くの女性が本気になりづらい環境にあるというのは、言えると思います。
時間やお金の自由度が増し、メイクや服装のセンスも磨かれはじめ、多くの場所でチヤホヤされる。。
エネルギー的にも充実しているので、寝ているよりも、もっともっと遊びたい!という女性は少なくないでしょうね。
そんな中で、「一人の人に決める婚活」というのを計画的に進めるのは、難しいかもしれませんね。
「婚活」ではなく、気軽な「恋活」を楽しんでいたい!と思うのは、自然でしょう。
性別に関わらず、うまくいっている時というのは、「こんな毎日がずっと続く」と勘違いしてしまうものですから。
初婚年齢を紐解いてみると、都会と田舎では、二極化の傾向があります。
少し古い2010年のデータですが、
<初婚が早い県>
男性:29.3歳 (宮崎県)
女性:27.5歳 (福島県)
<全国平均>
男性:30.4歳
女性:28.6歳
<東京>
男性:31.8歳
女性:29.9歳
となっています。
都会の一般未婚女性が経験するパターンとして、
25歳 ⇒仕事にも慣れてきて、使えるお金も増えてきて、ファッションやグルメへの好奇心で、恋愛していなくても毎日楽しい!
27~28歳 ⇒学生時代の友達が、結婚し始める時期。結婚式に呼ばれる度に焦りを感じ始める。
30歳 ⇒「30の大台までには、結婚候補者を!」と思っていたが、いざ30歳になってみると、毎日の生活には特に変化もないので、ちょっと緊張の糸が切れる。
32歳 ⇒35歳の壁が見え始め、本当に本気で相手を探さなくては!と婚活を開始or再開。
34歳 ⇒「絶対に今年で決める!」と思いながら婚活に励むも、男性からの評価が既に変わり始めていることにも気づく。
35歳 ⇒言われていた歳になってみたものの、これといって日常生活では変化なし。ただ、婚活市場に出ていくと、色々な面で心折れることが多く。。。
38歳 ⇒婚活!とは思うものの、30代前半の頃に比べて参加できる集まりも限られ、気力も自然と衰えてくる。
40歳 ⇒一生独身である可能性を受け入れはじめる。結婚も「縁があれば…」といった姿勢になってくる。
といった具合です。
上記の通り、「30歳」と「35歳」、そして「40歳」が心理的な壁でしょうか。
高校の期末試験のように、「もっと早く勉強を開始しておけば良かった」と思いながら、直前になって詰め込み勉強をするような感じと言えるかもしれません。
そして、実際に誕生日を迎えると、「あれっ、思っていたほど変化はないな」と安心し、元の「のんびり生活」に戻ってしまうのです。
占星術において、「だれをパートナーにするか?」という問題。
男性よりも、女性の方が影響が大きいそうです。
元々生まれ持った「運」というのが、人それぞれにあるそうですが、女性の場合、パートナーの運に強く引き込まれるそうです。
本来強い運を持った女性でも、パートナー選びを間違った場合、水が低い方へ流れるが如く、人生全般が下降してしまいがちになるとのこと。
まあ、占星術を引き合いに出すまでもなく、ピンとくる話ではありますが。。
そんなこともあり、女性の相手選びは、慎重かつ迅速に決める必要があると言えそうです。
最後に、
『恋愛の主導権は、女性にあるが、
結婚の主導権は、男性にある』
という名言をお贈りします。
男性が結婚を真面目に考え始めるのは、30代に入ってからという人が多いです。
30代に入って初めて、「付き合いたい女性」と「結婚したい女性」は違うと体感的に感じ始め、
20代から数年付き合っていた女性との別れを考え始めるというのは、よく聞く話です。
仮に自分が女性で、その彼と28歳で付き合い初めて、33歳で別れを切り出されたとすると、ちょっとシャレになりません。
パートナーというのは、近くのコンビニにパンを買いに行くのとは訳が違います!
そんなに簡単に次が見つかる可能性は低いのですから。
以上をまとめますと、
『女性の20代は楽しいことが多いので、気が付くとあっという間に30代。
25歳を過ぎたら、意識してパートナーを探すべき。
なんだかんだ言っても、女性は30代より20代の方が結婚市場の価値が高い。
付き合っている彼氏に結婚願望が無いと判断したら、即次に行くべき!』
以前、「こういったこと(上記の内容)は、本来学校で教えておくべき!」と言われたことがありますが、
現在、20代女性の方の将来設計のお役に立てれば幸いです。