同じ書き出しで恐縮ですが…
世の中多くのものには、「個体差」というものがあります。
全く同じ工場・全く同じ材料で作られた製品であっても、壊れやすさなどに大きな違いが出るのです。
人間もしかり。
同じ人間であっても、ほぼ同年代の人と比べた場合、老化の速度などにおいて、かなりの差が出たりします。
とは言うものの、一般論で語られる際には、「年齢」というものが大きな指標となることは否めません。
こと『婚活』においては、男性、女性ともに選別の際の大きな目安になってくる事実があります。
「年齢はただのナンバー」と言った人がいましたが、それは既婚者の話であって、婚活市場では重要なファクターなのです。
そんな事実から判断するに、多くの人が「一つの壁」としてみなす年齢があります。
男性は、「40歳」。
女性は、「35歳」。
言うまでもなく、女性の35歳は、家庭を考えた時に、「高齢出産」と呼ばれる年齢帯に入るからです。
両者ともに、この年齢を過ぎると婚活市場では、ニーズがかなり無くなってくるということがあり、
社会的な生活を営んでいると、否が応でもそのプレッシャーを感じざるを得ないことになります。
30代女性の婚活を考えてみましょう。
男性に比べて、より手厳しい話になってしまいますが、ご了承ください。
女性の結婚において、ご存じの通り、昔は「クリスマスケーキ」に例えられたものです。
25歳までに結婚。
26歳になると、女性としての市場価値が大きく下がる。
しかし、晩婚化の現在においては、「年越しそば」という人もいます。
31歳までに結婚。
32歳になると…。
確かに、女性の初婚年齢は、『29.2歳』(2014年)ですが、
東京都においては、30歳の大台に乗っていますので、周りをみても独身者が多く、それほど緊迫感もないでしょう。
ただ、30代に突入したときに注意しておかなくてはいけないことがあります。
女性は若い頃、結構、年齢の違う男性を交際対象としてみなす人が多いものですが、加齢に伴い「同年代がいい」というところに落ち着く人が多いですよね。
しかし、男性側のニーズは、女性の希望とは違ってくるのです!
簡略化すると、
<男性が女性に求める希望年齢>
25歳の男性 ⇒ 多少年上でもOK
30歳の男性 ⇒ 同年代か、年下希望
35歳の男性 ⇒ 年下希望
40歳の男性 ⇒ 34歳以下希望
45歳の男性 ⇒ できれば34歳以下希望
50歳の男性 ⇒ 子供が欲しいかどうかで、40歳未満か同年代以下。
となります。
もちろん、一般的な話であって、女性の方に飛びぬけた魅力や技術!?があれば、お話は変わってくるとは思います。
それよりも、ここで強調したいのは、「女性35歳以上」を希望する男性層が、目に見えて薄くなるという事実です。
ある恋愛カウンセラーが女性誌でコメントしたという有名な言葉。
『27歳までなら、望み通りの男性と結婚できるでしょう。
32歳までなら、条件の良い男性と結婚できます。
35歳を超えれば、大きな妥協をしなければ結婚が難しくなります。
37歳を超えると、結婚そのものが難しくなるでしょう。
40歳を過ぎれば、妥協をしても難しいでしょう。』
これも、上記の<男性が女性に求める希望年齢>と、ほぼ合致してくる内容化と思います。
35歳を過ぎても結婚している人は沢山いるが、条件面でかなり妥協が必要となってくる可能性が高いということも重要なポイントでしょう。
以上より、話をまとめますと、
『女性の30代婚活は、男性よりも時間的にシビア。
婚活市場においては、自分のピークは下がり始めていると自覚して、なるべく早めに決断すべし!
また、恋愛の主導権は女性にあるが、結婚の主導権は男性にあるということを忘れずに、相手を判断すべし!』
ということです。
最後に、あるブログに書かれていた言葉をお借りすれば、
『あなたが、子どもを産む結婚を考え、そののち50年の安泰を得たいなら、今この瞬間から数年だけ、必死で努力をすることです。
結論を先延ばしにしない!
結婚するなら今、しないなら自覚を・・・』
これが真理かもしれません。